アニメ「カオスチャイルド 第10~12話」感想と考察 さすがにこれは物申す

たいっへんお待たせしました!
ようやくカオスチャイルドを見終えました。
「最近は軽いアニメが増えた~」みたいなことを記事でのたまっておきながら、今作はあまりの重さに見る決意をするまでにかなり時間がかかってました……。歳ですかね……。

アニメ「カオスチャイルド 第10~12話」の記事です!
ACCAと同じくこれまでの話を総括して語りたいと思います。
ただ……今回はちょっと、イタい感じになるのを承知で批判的なことを書かせていただこうと思います。
なので、このアニメを気に入っている方がいましたらここでブラウザバック推奨です!

それではあらすじをどうぞ!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
拓留の過去にすべての真実はあった。

拓留は幼い頃両親の育児放棄を受け、尾上世莉架というイマジナリーフレンドを生み出すことで、その孤独を埋めていた。
そんなある日、拓留は渋谷地震に遭遇。
さらに強いストレスを受けたことで、妄想だった尾上をリアルブートする。
しかし拓留は、その時尾上になにを望んだのか思い出せずにいた。

拓留たちが集まっていたフリージア事務所に、突然負傷した尾上が現れる。
緊迫する一同だったが、尾上は争う意思はないことを示す。
そして、自らが拓留を生かし続けるために、拓留の妄想によって生み出されたものだと認めた。
その時、尾上のスマートフォンに着信が。尾上は拓留に覚悟しておくように告げた上で、着信に応じる。
スピーカーから響いたのは、拓留が父として慕っていた青葉医院の医師、佐久間の声だった。
すべての黒幕が佐久間だった衝撃から、思わず嘔吐する拓留。
佐久間は委員会の末端の組織の人間であり、ギガロマニアックスの研究をしていた。
渋谷地震の際に発生したイレギュラーなギガロマニアックスを狩ることが、佐久間の目的なのだった。
尾上はその狩りから拓留を外すことを条件に、佐久間に協力していたのだった。
しかし佐久間が拓留を犯人に仕立て上げたことから、尾上は拓留を連れて逃げようとする。
だが佐久間はすでに手を打っていた。
佐久間に言われてテレビをつけると、渋谷復興祭で拓留が自殺するという情報が流れる。
「拓留を諦めるならこれからもお前と組む」という佐久間の言葉を、尾上は拒否した。
佐久間は尾上と拓留に、渋谷地震の中心だったプラネタリウムのあった場所ヒカリオに、渋谷地震が起きた時間に来るよう命じる。

一人ヒカリオへ向かう尾上だったが、拓留は尾上の目的が自分を生かし続けることではないことに気づき、あとを追うことに。
ヒカリオ内にやってきた拓留は、突然尾上に襲われる。
拓留は逆上して尾上の首を絞め、殺してしまうが、それは佐久間が見せた妄想だった。
佐久間の声を頼りに、舞台へと上がる拓留。
照明が点り、謎の装置とディソードを持った佐久間が姿を現した。佐久間の脇には尾上の死体が。
佐久間の不条理な行動原理にも激昂し、ディソードを振るう拓留。
しかし佐久間の思考誘導により、再び拓留は捕らえられてしまった。

暗闇の中で、尾上を呼ぶ拓留。すると、再び尾上は拓留の前に現れた。
尾上との対話を経て、拓留はギガロマニアックスによって有利な状況をリアルブートし、佐久間の不意を衝く。が、単純なパワーで負け再び窮地に。
残った有村たちを殺しに行こうとする佐久間を、拓留は最後の力で仕留めた。

そして拓留は、尾上の本当の目的に気づく。
拓留が尾上に望んだのは「自分がやりたいことを生み出してほしい」というものだった。
結果尾上は、拓留が解決できるような事件を演出し、拓留に解決させていた。
そのことに気づいた拓留は、尾上を拓留から切り離し、普通の女の子としてリアルブートする。
拓留は精神病院に収容された。


■構造解析
ちょっと展開が急すぎて、正直あらすじの解釈が合っているかどうかすらわからない状態です……。
これ、アニメ化する必要はあったんでしょうか?
正直初見の自分は楽しめたとは言えませんし、きっと原作プレイ済みの方も不満だらけだと思います。

1.とにかく酷い演出

今作の場合、急展開で説明不足な脚本はある程度しょうがないとは思うんです。
原作は超ボリューミーなノベルゲームでしょうし、シュタゲと同じように2クールやれれば違ったかもしれませんけど、1クールになってしまったのには色々大人の事情もあるのでしょう。

ただ、以前レビューしたオカルティック・ナインと比較すればその演出力の差は歴然です。
今作とオカルティック・ナインは、設定の難しさだけで言えば同じくらいだと思います。きっとその難しい設定だけで食わず嫌いをしてしまう人もいるでしょう。
しかしオカルティック・ナインは、その難しい設定や途中の早口台詞を加味したとしても、最終話には心地良いカタルシスがありました。

ですが今作は、とにかく全編通して重く陰鬱な雰囲気で、本来盛り上がるべきラストも謎の足連打拓留の顔芸最後の一撃直前のポーズ爽快感のない止めの一撃などなど、申し訳ないですけど変な笑いが出てしまうほどツッコミどころだらけで、それでも最後は感動っぽいシーンが入って視聴後感はもうめちゃくちゃでした。

狂気じみた雰囲気がこの作品の魅力なのかもしれませんが、BDを買いたいと思う人がいるとはとても思えません。
唯一アニメ化した意義があるとすれば、ゲームの販促にはなったのかもしれません。
しかしこんな中途半端な形でストーリーの根幹を知ってしまった以上、ゲーム本編もちゃんと楽しめるか不安で仕方ないです。(やりますけど!)

2.読めてしまったストーリー

これは原作ファンの方に叩かれてしまうかもしれませんが、ストーリーの根幹も大きく自分の予想を超えるものではありませんでした。
尾上はかなり最初の方から怪しかったですし、科学ADVシリーズは主人公に近いところにいる大人が怪しい法則にも当てはまってしまいましたね。
尾上が妄想の人物だったり、結局は拓留の自作自演だったなど、気づけなかったこともあるにはあったのですが、すべて演出が台無しにしてしまった感じです……。


■まとめ
というわけで、残念ながらアニメ「カオスチャイルド」は当ブログ初の完全な批判記事で幕を閉じました……。
なんかもう、初見の人もゲームプレイ済みの人も、さらに言うならアニメ化に携わった方もみんな可哀想な感じになってしまった作品なのではないでしょうか……。

が、まだ救いはあります。
CHAOS;CHILD SILENTSKYなる新作映像が公開されるそうです。
アニメの結末では拓留は救われたとは言えません(無意識とはいえ自分のせいで沢山の犠牲を出してしまった罪もある)し、新作ではその辺をなんとかしてくれるんですかね……。

それにゲームもあります。最初に初見レビューしますと言ってしまったために今まで封印していましたが、これからゆっくり進めてみようと思います。
クリアした際には、ゲーム「カオスチャイルド」のレビューを改めて記事にしようと思いますので、この記事を読んで「ゲームは面白いから!!」と激しく反論したくなった方はそちらをお待ちください!

それでは、アニメ「カオスチャイルド」の記事でした! サラダバー!

アニメ「カオスチャイルド 第9話」感想と考察 そんな餌に釣られクマー!

アニメ「カオスチャイルド 第9話 錯綜する思惑の行き着くところ」の記事です!
終盤だけあって衝撃の事実がバンバン明かされていきますね!
新たに伏線という名の餌が撒かれたので、愚直に食いついていきたいと思います。
それではあらすじどうぞ!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
青葉医院を出た拓留は、ギガロマニアックスの能力を使ってマンションに侵入する。
部屋を調べていると、そこには力士シールが。

一方、学校の屋上で対峙する尾上と泉理。
泉理は尾上の正体に気づき、「拓留がそう望んでいるなら私を殺せ」と尾上を挑発する。

拓留が駆け付けたのは、泉理が尾上に刺されたあとだった。
怒りに任せてディソードを振るう拓留。しかし尾上を切ることはできなかった。

フリージア事務所で目を覚ますと、自分が指名手配されているということを知る拓留。
ニュージェネレーションの狂気の再来の重要参考人だと目されていた。
「まるで六年前と同じだわね」と語る百瀬。ニュージェネレーションの狂気の事件の際、犯人として祭り上げられ、それを覆して有名人となった西條拓巳を指しての発言だった。
目を覚ました拓留に、「メディアは重要参考人と言っているが、なぜか警察は拓留を一連の事件の主犯と断定している」と告げる百瀬。
来栖(泉理)の心配をする拓留に、事務所に入ってきた神成が「一命は取り留めた」と伝えた。

青葉医院にいる香月や山添に、来栖の無事を連絡する有村。
電話を代わった拓留が山添に様子を訊ねると、「警察が部屋を調べている」ことと「先生がいなくなった」ことを教えられる。
不安そうにする山添に謝り、「もう少しだけ我慢していてくれ」と頼むのだった。

神成たちに尾上の行方に心当たりはないかと聞かれるが、心当たりはないと答える拓留。

独自に調べを進めていた久野里がなにかを発見する。
「渋谷地震の際に見たという光が、ギガロマニアックスの発生に関係していると確信している」
と語る久野里。
震源地にあったプラネタリウムを買い取った企業がAH東京総合病院と関わりがあることがわかり、そこでなんらかの実験をしていたことも発覚した。
その実験施設が地震によって破壊された時、あるいはその実験によって地震が発生し、ギガロマニアックスが発生したのではないかと語る久野里。
「能力は当人が受けた強いストレスに起因する」と語る久野里に対し、地震後のリハビリのストレスについて語る拓留。
しかし、拓留の能力の発現に一年以上のタイムラグがあったことを指摘する久野里。

混乱する拓留に、久野里は尾上のカルテを見せる。
「尾上の記録は、これ以前に存在しない」と語る久野里。
さらに、「尾上は小さい頃隣に住んでいた」と語る拓留に大して「隣に住んでいたのは老夫婦で、子供は儲けていない」という事実を告げる。
そして久野里は、拓留が小学三年生の頃の“イマジナリーフレンドへの過度の傾倒”という精神科の診察記録を見せた。


■構造解析
うーん、今回も予想斜め上でした……。

1.拓留の妄想だった尾上

以前の記事で“妄想によって生まれた人もいるのでは?”という説を語りましたが、その時挙げたのが泉理か山添だったんですよね。まさか尾上だったとは……。
もしも尾上が犯人だったとすると、「泉理の復讐のため」という伊藤の発言から、“拓留自身が過去に泉理を救えなかったことを悔いており、そんな自分を責める気持ちから生まれたのが「尾上」”と考えられないでしょうか。
もしそうだった場合、落としどころはどうなるんでしょうね……。
尾上は妄想の産物なわけですけど、実在の人間としてリアルブートされている以上、逮捕したり法で裁いたりできるとは思うんですけど……。

2.姿をくらました先生

これは今回撒かれた餌ですね。
科学ADVシリーズの法則として、主人公たちに関わる身近な大人が黒幕であるパターンが多いということが思います。(シュタゲのあの人やオカンのあの人みたいな)
それに則って考えると、青葉医院の先生も怪しいですよね。
偶然の可能性もありますが、青葉医院には二人のギガロマニアックスがいたわけです。
ギガロマニアックスが国内にどれくらいいるのかわかりませんが、重要人物が集中しているのは怪しく感じますね。
医師という職業からも、AH東京総合病院や、その裏にある組織との関わりも考えられます。
果たして……。


■まとめ
いやー、毎度情報量が多くてまとめるのが大変ですね。
すんごい野暮なこと言いますけど、拓留は尾上をリアルブートできるくらいですから、結衣ちゃんもリアルブートで復活したりしませんかね……。
以前「人を操れる犯人にどう対抗するのか~拓留もチートキャラじゃないと無理そう~」みたいなことを書いたと思うんですけど、人間をリアルブートできちゃう拓留もまぁチートキャラですよね……神様レベルじゃないですか……。

まだ一波乱ありそうなので、落ち着いて次回を待ちます! サラダバー!

アニメ「カオスチャイルド 第8話」感想と考察 えええええええ(ry

アニメ「カオスチャイルド 第8話 錯綜する光と影に惑う思いは」の記事だよ!!
もうACCAに引き続いてこっちもびっくりだよ!!
あらすじだよ!!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
結衣の葬式のあと、南沢泉理について静かに語り始める来栖。

南沢泉理は幼少期引っ込み思案な子供で、友だちを作りたがらなかった。
「友だちを作れる人になりたい」と母親に話したことがきっかけで、AH東京総合病院内の施設に連れていかれる。
泉理はそこで実験のようなものに参加させられ、辛い思いをしていた。

そんな日々を送る中で、泉理に声をかけてきた人物がいた。来栖だった。
来栖は泉理と違って友だちが多く、泉理にも他の友だち同様親しくしてくれた。

ある日の施設からの帰り道。母親と一緒に歩いているところで、渋谷大地震が発生。
泉理は母親を失う。そこに駆けつけた施設の研究員に、病院に来るよう言われるが、泉理は実験の辛さを思い出して逃げ出した。
そして逃げ出した先で、来栖が死んでしまうところを目撃する。

泉理は来栖の代わりに自分が死ねばよかったと願った。
すると、泉理の姿は来栖の姿になり、追いかけてきた研究員たちをやり過ごすことに成功。
それから泉理は、来栖として生きてきたのだった。
事件の原因が自分にあると知った泉理は、犯人を必ず見つけ出すよう拓留に頼んだ。

後日、新聞部の部室で事件を整理する拓留。
ラブホテルの事件当時現場にいた警察官や、ネット記者の渡部が誰かに操られていたことに気づく。
目から出血があったことから、拓留自身や有村も操られていたのだった。
時を同じくして、久野里も同じ結論を導き出す。
しかしそうなった時、疑問となるのは犯人の動機だった。
犯人は拓留たちを操ってなにをさせたかったのか。なにをさせたいのか。

帰り道、伊藤の意識が回復したことを知って病院へ駆けつける拓留。
伊藤は思考誘導に苦しみながらも、「部室で思考誘導を受けたこと」「逃げようとした際に部室に入ってきた人物」について語った。

さらに青葉医院に帰ると、来栖がなにかに気づいて出かけたことを知る。
来栖が見ていた映像の音声を解析し、ある音に気づいた拓留は、何者かに電話をかけた。


■構造解析
冒頭から「あれ、なんで来栖は泉理の幼少期のことこんなに知ってるんだ?」と思っていたらこれですよ……。
この前提が間違ってるパターン、ミステリー小説でも屈指の見抜けないトリックですよね。大好物です(よだれ)。
そして終盤では、散々当ブログでも疑っていたあの人物が意味深な感じで出てきました……。
今回も何項目かにわけて語ります。

1.思考誘導という能力の万能性

思考誘導って簡単に言いますけど、この能力やばくないですか?
今のところ犯人は、拓留や有村や伊藤、渡部、おそらく初対面だったであろうラブホの警察官など、様々な人物を思考誘導で操っています。
ということは、リスクも小さく、能力の制限もそれほどないのでしょう。
ここまでできてしまうのであれば、すべて犯人の思うままに人を操ることだってできるはずなんです。
だからこそ犯人の目的は、主要人物、おそらく拓留に“自分の意思でなにかをさせる”ことなのでしょう。
もし前回操られていた伊藤が語った通り泉理の仇討ちが目的なら、来栖が泉理であることを明かすことで解決しそうな気もしますが……。
伊藤の証言でわかった“共犯者らしき人物”の存在にも注目ですね。

2.来栖と拓留が気づいた音

後半、来栖が動画を見ていて気づいたという音なんですが、あの音ってアニメ中で出てきた音なんですかね……。ドガチャッドガチャッみたいな……。
なんとなく音から想像できるのは、電動工具みたいなものだと思うんですよね。
もしかしたら効果音の作り方の問題かもしれないんですけど、生物や自然が発生させられる感じの音ではなくて、音に機械的な法則性みたいなものを感じました。
それで一体なにを特定したのかわかりませんが、以下に続く。

3.意味深に映った尾上らしき人物

前述した音でなにかに気づいた拓留は、映ったストラップからおそらく尾上に電話をかけ、部屋を飛び出していきました。
上述した機械音の可能性に加えて、もう一つ似たような音として思い浮かんだのが、“尾上が香月のパンチを受け止める音”だったんですよね……いや違うとは思うんですけど、もし尾上と結びつけるならそれくらいしか思いつきませんでした……。
でももし香月が尾上の共犯者だとしたら、伊藤の証言とも一致しますし、あながち間違ってもいなさそうな気も……。
伊藤は犯人が「笑いながら言った」と言っていたので、尾上のキャラなら笑いながら殺人を命じてもおかしくなさそうなんですよね。
やはり尾上は怪しい。しかしこれがストーリーに仕掛けられた大きな釣り針である可能性もある!(予防線)


■まとめ
後半になってどっと面白くなって参りました、早く次週が見たい……。
これまでの情報からわかっているのは、犯人はとんでもないチートキャラだということです。
一体拓留たちはどうやって対抗するんでしょう……。
犯人は能力を扱いなれているようですし、拓留にトンデモチート能力でもない限り、操られておしまいな気がしますよね。

うーん、キングクリムゾンで来週まで時間を吹っ飛ばしたい!
サラダバー!

アニメ「カオスチャイルド 第7話」感想と考察 やっぱりこうなるのかよ!

アニメ「カオスチャイルド 第7話」の記事ですけどおおおお!
やっぱり科学ADVシリーズはこうなってしまうのか……なかなかに衝撃的な展開でした……。
それではあらすじをどうぞ……。


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
アパートで見つかった焼死体。死体には口から鉄筋が突き刺されていた。
防犯カメラの映像には、被害者が鉄筋を自分でマンションに持ち込む姿が映っており、神成は「自分で自分を串刺しに……?」と推測する。

一方、青葉医院にいた有村にその情報が伝わる。
焼死体はパイロキネシストであり、南沢泉理が死んだことを来栖に伝えるよう拓留に頼んだ。

しかし捜査を進めていくと問題が発生する。
部屋は密室であり、被害者以外の出入りはなかった。しかも、23日の深夜から24日の未明にかけて、青葉医院を訪れているという目撃情報があった。
ところが、24日の防犯カメラには一度も南沢泉理の姿は映っていなかった。
遺体が発見されたのは24日の夜であることから、謎が残る。

部活を終えて自室に戻った拓留は、尾上と一緒にいるところで伊藤からの連絡を受ける。
青葉医院と南沢泉理の関わりの情報が漏洩し、ネット上で南沢泉理をかくまっているのではないかという噂が広まってしまっていた。
拓留と尾上も急いで青葉医院に向かうが、すでにマスコミが押し寄せていた。
落ち込む来栖を慰める拓留。

神成に電話をかけ、情報漏洩のことを問い詰める拓留。
神成は情報漏洩への対応を説明しつつ、重要な情報を拓留に伝える。
パイロキネシストは南沢泉理ではなく、杯田理子だった。
杯田理子は南沢泉理の偽名だと思っていた拓留だったが、警察の調べによれば杯田理子は実在するという。
さらに、杯田理子の死亡推定時刻は23日の未明から昼頃だという検死結果が出る。
23日の夜に拓留はパイロキネシストに襲われていたが、久野里の推理によればそれは別の能力者が見せた妄想だということだった。
また、脳の肥大化があったことから、杯田理子もなにものかに操られ、自殺したということもわかる。
これらの情報から導き出されるのは、10月23日はニュージェネレーションの狂気事件があった日付だったことから、ニュージェネレーションの狂気の再来はまだ終わっていないという事実だった。

すぐに仲間たちの安全を確認する拓留だったが、結衣の姿がない。
伊藤と一緒だということを聞いて、拓留は伊藤に電話する。
伊藤はコンビニにおり、結衣も一緒だということだったが、電話口から結衣のうめき声が聞こえてきた。
「コンビニで買ったナイフじゃ切れ味わりいなー」という伊藤の発言。
拓留は青葉医院を飛び出した。

あてもなく走り回った拓留だったが、道路に血のついたナイフが転がっているのを見つける。
その先には、血だまりの中、人型に置かれたいくつもの箱があった。
傍らにはナイフを持ち、血まみれの姿で立つ伊藤が。
伊藤は「なぜ南沢泉理を助けなかった」と拓留を問い詰める。
「彼女は俺にとってかけがえのない存在だった、それをお前が見殺しにしたんだ。でもこれで復讐も終わる」と拓留に襲いかかる伊藤。
駆けつけた来栖によって、拓留は助けられる。
しかし来栖は、バラバラに切断され、箱に詰められた結衣の死体を見てしまう。

これまでの事件はすべて拓留を追い詰めるために俺が起こしていたと告白する伊藤。
しかし来栖は、それに「嘘よ」と反論する。
伊藤は南沢泉理を知っているはずがなく、来栖は伊藤を操っている何者かの存在に気づいたのだった。


■構造解析
いやあー、エグいですね……。
深夜アニメとはいえ、今のご時世あれを放送するのはなかなか勇気が要るんじゃないでしょうか。
いただいたコメントで「後半からが本番」というお話があったのですが、まさに本番に入った感じなんでしょうねこれ……。
疑問点もぽつぽつと出てきたのでいくつか語ってみます。

1.犯人の行動原理

操られている(?)伊藤が、“南沢泉理を見捨てた拓留への復讐”的なことを語ってましたよね。
今回かなり慎重に考えてみます。
まず、この発言が犯人の思いの代弁なのか、それとも伊藤に異常な行動をさせるために植え付けたただの動機なのかを考える必要がありますね。
もし前者だとすれば犯人の行動原理がはっきりするのですが、後者ならまだ犯人像は一切見えてきませんし、話はここで終わってしまいます。
なので前者だと仮定して、次に注目したいのは伊藤の発言の一人称です。
「彼女は俺にとってかけがえのない存在だった」
↑ここで操られている伊藤が「俺」と言っていることから、犯人は男性かもと思ったのですが、単純に伊藤が喋っているから「俺」という可能性もありますね……。
そして最も注目すべきなのが、“復讐”というワードです。
これが犯人の思いの代弁だとすると、かなり犯人像がはっきりしてきます。

2.現在判明している犯人像

箇条書きにしてみます。
・ギガロマニアックス
・南沢泉理を知っている
・幼い頃から拓留を知っている
・幼い頃から尾上を知っている(幼い頃拓留と一緒に南沢泉理を見ていたことから)
以上のすべてに当てはまる可能性があるのは、やはり尾上来栖しかないような気がするんです。
ミステリーの法則として、犯人はモノローグ(心の声)に特徴が出ます。
犯人の思っていることを明らかにはできないので、極端に少ないかまったくないことが多いんですね。
来栖は結構一人で悩んでいるシーンが出てくるのですが、尾上は少ないんです。
もう自分は完全に尾上を疑いにかかっていますが、果たして……。


■まとめ
盛り上がってまいりました……!(サイコパス感)
これゲーム版でどれくらい日常パートがあるかわかりませんけど、結衣ちゃんのことも丁寧に描かれていたとしたらショックやばいでしょうね……。

しかし人を操ることすらできてしまうギガロマニアックス、やばすぎませんか……。
なるほどと思ったのは、能力の強さをインフレさせまくると、なんでもできすぎるがためにことの真相を捉えづらくなるという効果を生むんですね。
これは創作にも活かせそうな気がしました。

来週はどうなってしまうんだサラダバー!
(余談ですが、公式サイトにサブタイトルが載ってないのは仕様なんですかね)

アニメ「カオスチャイルド 第6話」感想と考察 “妄想”の限界はどこか

■お知らせ
今回の記事より、アニメを作品別にカテゴリ分けし始めました!
カテゴリ一覧から作品ごとのレビュー記事を見ることができるので、過去のレビューも気になる方は是非ご覧ください!
(旬が過ぎたアニメは“2017年冬アニメ”のようなカテゴリを作ってまとめていきます)



アニメ「カオスチャイルド 第6話 侵した過去に間に合うために」の記事です!
「ご飯が美味しそうなアニメは名作」の法則にあやかりたかったのか、冒頭からこれでもかという美味しい食事描写がありましたが、肝心の本編の作画が若干不安定でしたね……。
という嫌なオタク的なツッコミはさて置き、早速あらすじを!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
青葉医院を訪ねる神成刑事と山添うき。
山添は青葉医院に住む結衣と同級生で、当時から姿がまったく変わっていないという。
一方、山添が妄想を具現化する能力を使って病院へとたどり着いていたことに焦りを感じる久野里。

新聞部の部室。パイロキネシストに襲われたことも引き合いに出し、次のターゲットは自分たちかもしれないと予想する拓留。
ニュージェネレーションの狂気の再来の際、近辺で連続放火事件があったことを思い出し、一連の事件の犯人はあの女の可能性もあると指摘した。
事件現場に南沢のIDカードが落ちていたことから、パイロキネシストは南沢泉理である可能性が高まる。

身の安全を確保するため、カフェに集まる一同。
しばし和気藹々とした会話をするが、渡されたメニューに力士シールが貼っており、それを見て錯乱する拓留。
パイロキネシストが襲ってくる妄想に取りつかれるが、様子を見に来た尾上に馬乗りになったところで正気に戻る。
興奮した拓留の目からは血が流れ出ていた。

青葉医院で診察を受けるが、拓留の目に異常はなかった。
事態を一同に説明する拓留。有村はそれを聞いてディソードを具現化させ、「パイロキネシストを殺す」と言う。
来栖と口論になるが、そんな中青葉医院にやってきたパイロキネシスト。
結衣の悲鳴を聞いて来栖たちが駆けつけるが、パイロキネシストの姿はすでになかった。
恐怖から暴走する有村と、それを止める拓留。
その時伊藤が突然スマートフォンを見せ、一同がニュージェネレーションの狂気の再来の日を乗り切ったことを知った。


■構造解析
うーん、今回見ながら色々と“妄想の限界”について考えていたのですが、それに関連してちょっとした仮説を閃いたんですよね。
いや、多分誰しもが思うことなんでしょうけど!

1.妄想の人物がいる可能性

ギガロマニアックスが妄想を現実にする力だとすれば、もちろん妄想の人物を実体化することもできそうですよね。
気になったのが、山添うきパイロキネシスト(南沢泉理?)の存在なんです。

山添うきの方は、結衣が「見た目が小学生の頃とまったく変わっていない」と言っていましたよね。
確かに女の子って見た目そんなに変わらないことありますけど、わざわざこう言っているということは、なにか裏があるはずなんです。
もし仮に資料を見た拓留、もしくは(ギガロマニアックスかはわからないが)結衣の妄想だとすれば、数年経っても姿がまったく変わっていないのも頷けますよね。

そしてパイロキネシストの方ですが、今回二回登場(?)するシーンがありましたよね。
しかしそのどちらも、はっきりと遭遇したとは言い難いのです。
一回目は拓留の妄想だったようですし、二回目も外に出てみたら誰もいませんでしたし。
彼女はもしかしたら来栖の言うように亡くなっていて、何者かの妄想によって作り出されたものなのかも……と思ったりしていました。


2.拓留にメニューを渡した尾上

そして個人的になんですが、やっぱり尾上がなにか怪しい気がします。
拓留がなにかに巻き込まれたり異常を来す際には、尾上がトリガーになってることが多い気がするんですよね。
今回も拓留にメニューを渡したのは尾上で、そのメニューに力士シールが貼ってありました。
もし黒幕がいるとすれば、今のところ自分は尾上が一番怪しいのではないかと疑っています。

■まとめ
いやしかし、やっぱりこれ以前コメントでいただいたようにゲームからやるべきだったかもしれませんね……。
あまり批判的なことは書きたくないのですが、どうもアニメ化するためにかなり無理をしている感を端々に感じてしまいます。
アニメはなんとなく見流して、ゲーム本編を楽しみにするのが吉かもしれませんね。

とはいえ最後まで見てみなければわからない!
というわけでまた来週サラダバー!

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プロフィール

志室幸太郎

Author:志室幸太郎
あの名作からなんてことないニュースまで、ストーリー性のあるものを構造解析していきます。
創作ライフのお役に立てれば幸いです。

シェアワールド企画“コロンシリーズ”を運営しています。
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