アニメ「Re:CREATORS 第11話」感想と考察 生々しいアマチュアクリエイターの気持ち

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© 2017 広江礼威/小学館・アニプレックス

アニメ「Re:CREATORS 第11話 軒下のモンスター」の記事です!

はい、まず訂正と謝罪をしなければいけないことがあります!
前回半額半額とネタにしていた弥勒寺の守護霊ですが、板額御前という女武将が元ネタなのではないかという情報を頂きました!
しかし、板額御前は弓の名手。薙刀は使っていないようです。
そこでもう一つ注目なのが、板額御前と並んで女傑と謳われる、巴御前の存在です。
巴御前は薙刀の名手なんですよね。この二人の史実が弥勒寺の世界では入れ替わってしまっているのかもしれません。
ということは、巴御前も登場する可能性があるかもないかも……。
以上、プチ情報でした!

で、今回の記事なのですが、やっぱりクリエイター向けの内容になってます。
自分語りや半ば愚痴のようなものもあるので、「そういうのいらない」という方はあらすじだけ確認してそっとページを閉じてください……!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
なんとか一命を取り留めたセレジアとメテオラ。
菊地原は「もう少し我々が力になれれば……」と悔しさを滲ませた。
病院にはまりねも駆けつける。

目を覚ましたセレジア。傍では松原が見守っていた。
軽口を叩き合うが、「生きててくれて良かった」と安堵する松原。
一方セレジアも、改変を行ってくれた松原に感謝を述べる。
松原は「書き込み見てくれたみんなのおかげだよ。あの設定を受け入れてくれたからお前を助けることができたんだと語った。
「共感されなければ物語にならない、か」とセレジア。
「お前、帰りたいか? あの世界に」という松原の質問に、セレジアは「ええ」と答える。
松原は娯楽として大変な世界を作ったことを謝罪するが、「確かに娯楽かもしれないけど、遊びで書いているわけじゃない。お前らを書くことは、俺が生きていたっていう証なんだ」という思いも明かした。

一方、屋上でたそがれる颯太に差し入れる鹿屋。昨日のことを振り返る。
「アルタイルも次は一撃でぶっ飛ばしてやるよ」と語る鹿屋に、「アルタイルは強いよ」とこぼす颯太。
それでも鹿屋は強がるが、セレジアたちのダメージには参ったようだった。
責任を感じる颯太に謝るが、颯太は「もっと早くメテオラさんに真実を伝えていれば」と後悔する。
うじうじする颯太をギガスマキナに乗せ、飛び回る鹿屋。
「反省してもいいけど、すねたり変な後悔しても意味はない」と、同族嫌悪を感じる鹿屋。
鹿屋はこの世界に来たことで、自分のいた世界を救えるのは自分だけなんだということに気づいたという。
それを踏まえて、「颯太、君にも君にしかできないことを作んなよ。その方が建設的じゃない?」とアドバイスするが、颯太は「そんなものはないと思う」と自信なさげだった。
しかし鹿屋は、現実世界の複雑さを含め「自分の行ける場所を自分で決められる」という自由の凄さを語る。
鹿屋は世界を救う力を持っているが、「世界を救うやつは救われる世界があってこそ。その世界は誰が作るのさ」と颯太に問う。

そこに、菊地原からメテオラが回復したとの連絡が入る。

メテオラは創作者を探せばアルタイルの問題が解決できると踏んだが、それはできないと語る。
「作者はもう亡くなっているからです」と、メテオラの言葉を颯太が引き継ぎ、さらに最初からアルタイルのことを知っていたことも明かす。
「アルタイルの創作者シマザキセツナは、僕の大事な友だちであり、彼女を殺したのは僕だからです」と告白した。

颯太の回想。
そころ颯太はまだ、イラストをネット上に投稿していた。
そのイラストにコメントをくれたのがセツナだった。
颯太はセツナのイラストに感動する。そして、お互いにやりとりをするように。
そして、颯太はセツナに一緒にイベントに行かないかと誘われる。

SNSのお祭りで、メガロスフィアのイベントを見に行く颯太とセツナ。
ぎこちない会話をしながらも、いちゃこらしつつイベントを楽しんだ。

それからも二人の付き合いは続いたが、セツナは次々と作品を発表し、SNSで有名な存在になっていく。
そのことに嫉妬し、連絡を取らなくなっていった颯太。
その頃、セツナにパクリ疑惑が発覚。ネット上にはセツナを批判するコメントが殺到した。
完全に言いがかりだったが、颯太はなにもできず、さらには安心すらしていたのだった。


■構造解析
えぐい……えぐいアニメだ……。

1.生々しいアマチュアクリエイターの気持ち

いつも通り11話もリアルタイムで見ていました。ツイッターのハッシュタグも眺めつつ。
終盤の颯太の独白シーンで「クズだな」とか「最低」というツイートが結構見受けられたのですが、自分は「わかるよ颯太君」と思っていました……。
いつかの記事でも語りましたが、自分もクリエイターの端くれなので、身近な人が評価されれば妬む気持ちは生まれてしまいます。
以前めちゃめちゃ才能のある知り合いが不祥事を起こしたことがあって、表舞台から姿を消した時は、正直自分も安堵してしまいました……。
ただ、こういう気持ちって思っていても絶対に言えないことだと思うんですよ。
もちろん自分も当時は「これを言ったら周囲の人からどう思われるか」と考えて言いませんでした。
なので、ああいう事態になってしまったからとは言え、それに関わっている人の前で告白するということはめちゃめちゃ勇気が要ることだと思うんですよ。そりゃ泣きますよ。

でも、これも繰り返しになってしまいますが、妬む気持ちは必要ではあると思うんです。
なんなら創作を始めるきっかけと言っても過言ではないくらい、重要な感情ですよね。
「俺もあんな凄い話を書いてみたい!」とか「俺だって評価されたい!」っていうのも、妬みといえば妬みですもんね。
なにかを創作している人であれば、多分10人中10人持っていてもおかしくない感情のはず。

それだけに、この話で起こってしまったことが他人事とは思えなくなってきました……。
願わくば、どんなトンデモ展開でもいいので、颯太君がセツナに謝れる時が来るといいのですが……。


■まとめ
なにげに今回は、セレジアの「共感されなければ物語にならない」という言葉も突き刺さりました。

自分は割とマニアックな作品が好きなので、書く話の内容もちょっとマニアックになってしまいがちです。なので、あまり沢山の人には読まれません。(マニアックでもエンターテイメントに昇華できる人はいるんですけど)
ですが、「共感されなければ物語にならない」とはまさにその通りで、物語はそれを読んだ人たちの間で語られるところまでいってこそ物語なんでしょうね……。
前回ちょっと文句も書いてしまいましたが、そういう意味ではレクリエイターズもやはりちゃんと物語しているなと思います。めちゃくちゃ共感してますもん……。

さて、今回はいつにも増して余談が多くてすいませんでした!
アニメのレビューブログとしては最悪の記事ですが、当ブログの本来の目的は「アニメや映画のストーリーを解析して創作に役立てる」なので、ある意味正しいはず!
このアニメから学んだことを戒めにしつつ、サラダバー!

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志室幸太郎

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あの名作からなんてことないニュースまで、ストーリー性のあるものを構造解析していきます。
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