フライデー、電通……企業に対抗する、“現代のシビュラシステム”

さて、本日は“現代のシビュラシステム”と題しまして、昨今の大企業や国家権力の悪行と、“ツイッターの関係について語っていきます。

・シビュラシステムとは?
アニメ「PSYCO-PASS」に登場する近未来の監視システム。人の精神状態を数値化できる技術が開発され、その数値によって潜在犯(犯罪を起こす可能性のある人間)を特定し、未然に犯罪を防ぐというもの。

ツイッターをシビュラシステムに見立てて解析していくのですが、上の説明を見ておわかりの通り、性質はまったく違うものです。
しかしむしろ、ツイッターの方が健全な“社会的自浄システム”なのではないかと思い、比較する意味でもこんなタイトルにしてみました。
では、あらすじ風に現状をまとめてみます。

■おおまかなあらすじ
最近、大企業や国家権力の不祥事が頻繁に報道されている。
不祥事自体は最近に限らず一定数あるものだが、昔とは決定的に変わったことがある。
それは、消費者が報道を受け取るだけでなく、発信できるようになったという点だ。
以前はテレビや新聞のニュースを見て「悪いやつがいるもんだ」と愚痴をこぼすしかなかったが、今は個人が世界中に向けて意見を発信できる。

現代のシビュラシステム、ツイッターが生まれたからだ。

以前は例え不祥事をニュースで報道されたとしても、企業や権力が受けるダメージは些細なものだった。
しかし人々が繋がって生まれたツイッターという自浄システムは、個々の主張を増幅し合う。
不祥事を起こした企業は、甘く見ていると致死量のダメージを負いかねない。
本当の意味で、悪いことができない時代が到来したと言える。

■構造解析
あらすじを読んで、首をかしげる人も多いでしょう。
そう、ツイッターも良いことばかりではありません。当然問題もあります。
それは、システムの構成単位が個々の意識を持っているという点です。
時にそれは暴走し、不必要な“晒し”や過剰な“叩き”等の行動を起こしてしまいます。
しかしツイッターは、そういった暴走行動すら自浄することがあるんですね。
これには二つの要因が存在しています。

1.準匿名制のシステム

一つは、2ちゃんねる等の匿名掲示板と違い、ハンドルネームが表示される準匿名制のシステムであるということ。

完全匿名の場合、人間は思っていることを100%そのまま吐き出すことができます。
この場合、ユーザーの発言の善悪の比率はほぼ50:50になります。
偏見を持っている人は「2ちゃんねるは悪口ばかり」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
非常に建設的な議論をしている場所もありますし、質問をすれば丁寧に答えてくれる人もいます。

一方準匿名の場合、比率はおよそ70:30程度まで善に偏るのです
これは、ユーザーがシステム内で社会を形成しているからに他なりません。
社会において、悪だと見なされれば排除されることは必至。居場所を失いたくないユーザーは、当たり障りのない主張をするか、大衆の支持を集めようとします。
それが結果的に最大多数の正義に近い発言を生むことになり、日本人の道徳観に反する行動は、例え自浄的なものであったとしてもバッシングを受けるのです。

2.完全匿名に近い遠慮のない議論

もう一つは、完全匿名に近いレベルで意見を戦わせることができるということ。
ツイッターは基本独り言をつぶやくツールですから、あまり他人を意識する必要がありません。
RT→反論をつぶやくという、直接対決はしないものの反対意見を述べる方法もあります。
そうした議論の中から、多数の支持を集めたものが“正義の主張”としてRTされ、取り上げられるのです。非常に民主的な意思決定ですね。
一方で、尖ってはいるものの道徳的でない意見は淘汰されるか、はたまた悪の見本として多くの人の目に触れます。

■まとめ
どうでしょうか、ここまで読んで「ツイッターという名のシビュラシステム」という表現にまだ疑問をお持ちの方もいるでしょう。
確かに、完全なシステムはこの世に存在し得ないものです。
しかしツイッターのように「自然と善の方向にあろうとし続けるシステム」は、完全なシステムに限りなく近いと思っています。
「同調圧力だ」という意見も最近見られるようになりましたが、これも自浄作用の一つでしょう。
コミュニケーションツールとしても最高ですしね。

ざっくり言えば、色々な意味でツイッターが好きってことでした!
自分もシステムの構成単位の一つとして、連日しょうもないことをつぶやいていますので、良かったらフォローしてくれると嬉しいです!
志室のアカウント:@shimuro_1129s

それでは今日はこの辺で! サラダバー!

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