アニメ「オカルティック・ナイン」 第12話考察と感想 “科学ADVシリーズの法則”

さあ、ついに最終回です!
アニメ「オカルティック・ナイン One Of The Last オカルティック・ナイン
We're Gonna Have A Real Good Time Together」(長い)をレビューしていきます!

全体を通しての盛り上がり曲線はこんな感じだったと思います!
オカン曲線 
実はこれ、科学ADV曲線と呼んでもいいほど特徴のある曲線です。
最終話を含め、他の科学ADV作品……というかシュタインズ・ゲート(しか知らない)と比較して解析してみましょう。
まずはあらすじをどうぞ!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください。(今回シュタインズ・ゲートのネタバレも含まれます!)


■おおまかなあらすじ(視聴済みの方はスルー推奨)
サライは父の論文から、“オッドアイによって引き伸ばされている周波数を元に戻すことで、過去に戻れる可能性がある”という仮説を導き出す。
霊界での1日が現実での1分であるこから、実際には8分少ししか経っていないということが発覚。
人間が心肺停止してから9分は蘇生の可能性があるということから、残された時間はわずか。
サライはオッドアイを利用し、電気ショックを自身のアストラル体に与えて相互認識を生むことで、現実の肉体にも電気ショックを与えて蘇生させるというプランを立てる。
しかし我聞たちには、オッドアイを破壊するという目的もあった。

ウォーデンクリフガンを使って蘇生する方法もあったが、起動キーがないためリミッターを解除できず、出力が足りない。
アヴェリーヌは自身がウォーデンクリフガンに憑依することで強制的にリミッターを解除、我聞たちを生き返らせると提案する。
「それではオッドアイを壊せない」と反論する我聞だったが、アヴェリーヌは良心から我聞たちを優先したいと言う。
我聞がなぜ起動キーをなくしてしまったのかと自身を責めるうちに、相互認識によって起動キーを具現化することに成功。ウォーデンクリフガンのリミッターが解除される。

その時MMGでは我聞の異変を感知。鷹栖が動きだす。

ウォーデンクリフガンのリミッター解除により事態は解決したと思われたが、オッドアイの破壊には我聞のみが生き返らずに残る必要があると語る森塚。
オッドアイを諦めて生き返るように迫る実優羽たちだったが、我聞は「ヒーローにさせてよ」と残ることを決意する。
アヴェリーヌの手によって、我聞以外の3人に向けてウォーデンクリフガンが放たれた。

引き伸ばされた時間が戻り、無事蘇生に成功したサライたち。
そこに待っていたのは西園梨々花だった。
詰め寄る森塚だったが、一瞬にして消えてしまう。

初めて出会った公園で語り合う我聞とアヴェリーヌ。
そこに現れたのは鷹栖。二人を騙し、大幣で我聞を消去しようとするが、アヴェリーヌのキスのあと我聞はなぜか復活。
ぽやパンチで鷹栖を倒した。
アヴェリーヌがいなくなり、素に戻ったりょーたすに言われ、オッドアイの破壊に向かう我聞。
途中日下部のアドバイスを受けて空を飛ぶことに成功し、オッドアイにたどり着くが、ほぼ同時にオッドアイが起動。我聞たちへの電磁照射がなくなり、時間の牢獄へと囚われてしまう。
そこに現れたのは、我聞の父のアストラル体。力を借りてスカイセンサーを使い、時間の牢獄を抜け出した我聞。
ウォーデンクリフガンとスカイセンサーによって、オッドアイの破壊に成功する。

結局我聞は生き返ることができなかったが、霊界からキリキリバサラを更新することで、その存在を示した。

■構造解析
いやー、最後も凄い駆け足でしたね!
もうちょっと尺があればと思ってしまいますが、しかしこれがベストだったのかもしれません。
2クールにすれば間延びしそうですし、「続きは映画で!」なんてもっと不満出るでしょうしね。
おそらく「オカルティック・ナイン」の真価はゲーム版で発揮されるでしょう!
では、早速いくつかの点をピックアップします。

1.なぜ我聞は復活できたのか

これは自分の理解力不足なのかもしれませんが、鷹栖にやられた我聞が復活できた理由ってはっきりわかります?

アヴェリーヌキス→我聞消失(アヴェリーヌも消失)→我聞が鍵持って復活→ぽやパンチ

という流れだったと思うんですが、これはつまりアヴェリーヌのエネルギーでがもたん超帯電状態で復活→相互認識によりウォーデンクリフガンから鍵入手ということでいいんですかね?
ただこれだと、なぜ我聞が別の位置から出現したのかや、ウォーデンクリフガンから鍵を抜く意味はあったのかなど疑問が残るんですよね。
誰かすっきりする答えをお持ちの方がいたらコメントで教えていただきたいです……。

2.消えた西園梨々花の謎

サライたちが復活した先にいた西園梨々花、消えましたよね。
あれだけすっと消えられたということは、あれはさらに過去からやってきた西園梨々花のアストラル体なのではと思いますよね。
しかし西園梨々花が死んだのは256事件。遺体もあったわけですから、2月末までは確実に生きていたわけです。ということはあの西園梨々花は生身のはず。
一体どうやって消えたのか……謎です。
西園梨々花は逆三角に目のモチーフのペンダントから、300人委員会、ひいてはイルミナティやフリーメイソンとの関係が示唆されています。
アニメでは武蔵野周辺にスポットが当てられていましたが、別の場所ではもっと霊界の研究が進んでいるのかもしれません。
この辺もゲーム等で明かされるのでしょうかね……。

3.科学ADV曲線とは

冒頭でもお話しましたが、科学ADVシリーズには“パターン”があると思います。
曲線を細かく解説していきますね。
オカン曲線2 
・冒頭から前半
事件が発生(橋上教授殺害や牧瀬紅莉栖の死体発見)。一瞬盛り上がるが、その後基本的には日常が続く。

・中盤
かなりやばい事態が発生。受け手に「この状況を解決したい」という心理が生まれ、一気に物語に引き込まれる。(主要人物すべて死亡やまゆりの死)

・終盤
バッドエンドに見せかけて逆転。すんごいカタルシス。
(オペレーション・スクルドのあれ)

とこのように、序破急的な構成になっています。
このパターンからいくと、OC9に関してはまだトゥルーエンドとは言えないでしょう。
EDの「COLDSLEEP ROOM GAMON YUTA」という扉も気になりますし、ゲームに期待ですね!

■まとめ
サブタイトルに“One Of The Last”とあるように、オカルティック・ナインはやはりマルチエンディングです。
ゲーム版ですべてのルートをクリアしてこそ、この物語の真価がわかるのでしょう。
もしゲーム版をやるようなことがあれば、そちらもレビューしたいと思います!

来年からはカオス・チャイルドのアニメも始まりますね!
原作未プレイのままレビューしていくことになりますが、科学ADV曲線を把握していれば見事にずばずばと展開を言い当てられるでしょう(と言いつつアヴェリーヌオカン説は大いに滑った)


来期はアニメを数本ピックアップして追いかけようと思いますので、よろしければお付き合いください!
(確定しているのはACCA13区監察課とカオス・チャイルド)

それではサラダバー!
(余談ですがりょーたす役の佐倉綾音さんの演技凄かったですよねあのちょっとヒステリックになるシーンとか元のりょーたすに戻った時の演技の使い分けというかその昔RadioCrossという伝説的番組をやっていた頃から応援してたんですが色々感慨深かったです何様だって感じですね余談終了)

コメント

No title

本物の起動キーは池に沈んだままっぽいのが描写されていたので、相互認識を使い量子テレポーテーションで手元に移動させたのかと。

消えた西園はよく見ると池に反射して映ってるので、周波数を変えたんじゃないかと思います。
ただ何故か影がある状態で変更できたのか等は原作小説かゲームでって事なんでしょう。
去年の冬コミで出していた「昏い水の底」から分かるように256事件以前から幽体離脱を使いこなし、事件の結末を全て知っていて解決のヒントをBL同人やスケッチブックの絵に書いていた。
その上で裏で暗躍して事件に干渉していたのかと思います。

No title

まさかサライ君からコメントが来るとは!(驚愕)

起動キーに関しては、鷹栖の持つウォーデンクリフガンがぽやガンに戻っていたので、おそらくウォーデンクリフガンから抜き取られたものだと思うんですよね。
あのシーンの流れ的に、あの起動キーが我聞の復活に関わっていないと違和感があるような気がするのですが……。
でももしかしたらあそこは「考えるな感じるんだ」的なシーンかもしれないので、あれこれ言うのは無粋かもしれませんね。

西園の件はごもっともです!
確かに序盤の時点でなにが起こるかを見て知っていた可能性はありますね……。

なんにせよすべてが明かされるであろうゲーム待ちですね!
楽しみにしておきましょう!
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志室幸太郎

Author:志室幸太郎
あの名作からなんてことないニュースまで、ストーリー性のあるものを構造解析していきます。
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