「ブラック企業問題」日本は一気に崩れるか、緩やかに後退するかしかないのか。

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今回は政府による本格的な対策が始まった「ブラック企業問題」について語りたいと思います。

日本の企業で問題になっている長時間労働やパワハラ。
最近になって浮き彫りになってきたように思える問題ですが、実はこれらはすべて過去からの産物なのです。
一体なぜこうなってしまったのか、解析してみましょう。

■構造解析
皆さんは今の日本を作ったのがなにかご存知でしょうか。
そう、高度経済成長期です。さらに言うなら第二次世界大戦です。
日本は第二次世界大戦で敗戦国となり、凄まじい逆境に立たされました。
しかしそれでも、日本人は焼け野原から今の日本を築いていったのです。
これは美談ではありますが狂気でもあります。日本人はこの時、思いっきり背伸びをしてしまったのです。
戦争というのは本当に恐ろしいもので、様々な意味で人間のスペックを限界以上にまで引き出すことがあります。
その勢いそのままに成長していった日本ですが、時が経つにつれ敗戦の逆境は薄れていきます。
今では「戦争の悔しさを糧に働こう」なんて人いませんよね。
ですが、日本は経済大国になってしまいました。衰退することなど考えたくありません。
戦後の狂気から生まれたこの経済大国を支えるためには、これといって頑張る動機のない現代の日本人が、戦後と同じくらい背伸びをしなければいけなくなってしまったのです。
そして生まれたのがブラック企業というわけですね。

間違ってはいけないのは、戦後の日本を基準にしてはいけないという点です。
今でも一部ブラック企業を擁護する意見がありますが、それは違います。日本はようやく普通の日本に戻ろうとしているのです。
しかしブラック企業を根絶しようとすれば、それはつまり日本の衰退を受け入れるということ。
労働時間が減るわけですから、企業の収益も減り、給料も減り、生活水準も少なからず落ちていくはず。
もしもこのまま背伸びを続ければ、もしかしたら多少経済は成長するかもしれませんが、ある瞬間一気に崩壊するでしょう。

ではいずれにしろ、日本は衰退するしかないのでしょうか。

■解決策
活路はあると思います。
自分は好きなことであれば時間を忘れてやることができます。
皆さんにも一つくらいは、時間を忘れて熱中してしまうような物事があるはずです。
それを仕事にすることさえできれば、今の日本を維持しつつ忙しくも充実した生活が送れるでしょう。
現在でも、「忙しいけどこの仕事にやりがいを感じている」という人は少なくないはずです。
つまりこれから本当に重要になってくるのが、適材適所であるかどうかです。

理想的な適材適所を実現するために個人的に改善すべきだと思うのが、学校教育です。
現在は色々な科目を総合的に教えていますが、半分以上は無駄ではないでしょうか。
義務教育は現在の状態を維持するとして、高校からはもっと専門性の高い学校を選択できるようにすべきでしょう。
さらに大学や専門学校は、企業と密接に連携して実践で役立つスキルを教える必要があると思います。
「企業に入ってから学ぶことがほとんど」と言われるくらいですから、現代の学校教育がいかに無駄だらけかわかりますね。(もちろん必要なことも沢山あるとは思います!)

■まとめ
ここまでネガティブな、今の日本を批判するようなことを書いてきましたが、決して日本に滅びて欲しいわけではありません。
今は本当に時代の転換期です。戦後の高揚感も薄れた今、日本はどういう未来を選択し、どう変わっていくのか。
こちらのアンケートをご覧ください。
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まだ途中ではありますが、こういう投票状況です。
ほとんどの方が多少貧しくても健康的に暮らしたいと思っていますね。
自分もそれでいいと思います。頑張れる人だけ頑張ればいいのです。
本当に頑張りたい人というのは、周りがどうだろうと頑張れますからね。

微力ながら、自分も自分のペースで頑張れることを頑張ろうと思います。
シン・ゴジラのあの名台詞「諦めず、最後までこの国を見捨てずにやろう」ですね!

大変な時代に生まれてしまった我々ですが、それぞれの生き方で生きましょー! ではサラダバッ!

コメント

No title

「多少貧しくても健康的であればいい」それは裕福である今だからこそ言えることでしょう。考えてみてください、もし貧しくても健康的に生きていけるのですか? 病気、事故、水道代、電気代、食費。さあこれをどう遣り繰りしていくか日々考えているアルバイト人間は、貧しいけど健康的でしょうか? 仕事の上司に怒鳴られ、取引先の人に皮肉を言われ、だけど帰れば温かな食事、大きな風呂、土日はちゃんとした休日、こちらは健康的ではない? ブラック企業が現れ始めたのは最近? いやいや露呈したのが最近なだけで、昔からあったでしょう。ブラック企業が露呈したのは「個人が発信できるツールが発展した」という時期と「ゆとり世代が企業に入社し始める」時期が重なったからでしょう。
また日本が豊かになり始めたのは、戦後復興期の日本をアメリカが朝鮮戦争での資源確保の地として利用したからです。もちろん悔しさとかもあったでしょうが、「個人発信のツール+ゆとり世代」のように、合わさるとより効果の成す二つが揃ったからでしょう。

先人がやっとこさ積み上げやっと世界に食い込める経済大国になった日本を、それぞれの生き方で? 甘すぎないですか?

それこそ、「諦めず、最期までこの国を見捨てずにやろう」でしょう。

No title

コメントありがとうございます!

おっしゃることはごもっともですが、そういった考えを持った方が生み出したのがあの電通の事件だったのではないでしょうか?
もちろんしっかりと働ける人はそれはそれで健康的でしょう。
問題にしているのは、過剰に働いている人です。

確かにある程度のお金は必要ですが、そのお金を得るために体を壊してしまっては本末転倒です。
インフラや医療を支えきれなくなるほどに怠けようと言っているわけではありません。
あくまでも健康的に生きることを優先して、頑張れる範囲で頑張るべきだという話です。

きついことを言いますが、アンケート結果からもわかるように、きついことを言いますさんの意見はもはや少数派なのです。
残念かもしれませんが、良い意味でも悪い意味でも日本のゆるやかな衰退は防げないでしょう。

自分は自分なりに頑張るつもりですが、それを他人に強要しようとは思いません。
それでいいのではないかなと思っています。
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