ウェアラブルPCとVR技術

さて、本日紹介する作品は「ウェアラブルPCとVR技術」です。
え、「そんなの物語じゃないじゃん」ですって?
当ブログを今後も利用していただけるのであれば、その観念は捨てていただくべきでしょう。
なぜなら自分のモットーは「この世にこじつけられない物語はない」だからです。
なんてことないニュースも、強引にストーリーとして解析させていただきます。

0006曲線 
ちなみに盛り上がり曲線はこうなっています。
なにやら終盤で不穏な動きを見せていますね。

※以下ネタバレが含まれます(?)、ご注意ください。


■おおまかなあらすじ
VR技術が進化! 家庭でもバーチャルな体験ができるようになったぞ!


しかしこれケーブルが邪魔だなぁ、ワイヤレスならもっとバーチャル空間を自由に移動できるのに。


さらに言うならパソコンとかゲーム機自体も持ち運べたらなぁ。外もバーチャル空間にできるのに。


背負っちゃえばよくね?

という発想から生まれたのが、先日MSIコンピュータージャパン株式会社から発売されたバックパックPC「VR one」なのです。
まだ法人のみの販売らしいですが、SF映画に出てくるバックパックのようなごついデザイン。
約3.6kgと、ランニングや山登りにも持っていける軽量設計。
それに加え、想定価格30万前後と大変お買い得。
これはもう一般販売が待ち遠しいですね!

ところがどっこい、このあらすじには大きな矛盾が含まれているのです。

■構造解析
まず、VR技術とはどういうものか説明しなければいけません。
グーグル先生に質問してまず表示されるのが、

「コンピュータの作り出す仮想の空間を現実であるかのように知覚させる技術」

という記述です。
これでピーンと来たあなたはやり手ですね。

VRとはあくまで、「仮想の空間を現実のように見せる」技術なのです。
もしもその仮想の空間を、ケーブルから解き放つことによって限りなく広げられるようになった場合。
当然ですが、現実の空間はずっと平面なわけではありませんから、それに合わせたマップを作る必要があります。

そうなってしまったら、もはやそれはVR(仮想現実)ではなく、AR(拡張現実)の範疇なのです!

VRの良さはあくまでも、狭い部屋にいながらにして色々な場所を歩き回れるところにあると思うんです。
もしもそのバーチャル空間を広げ、自分の足で歩いていきたいなら、開発すべきはバックパックPCではなく高性能ARグラスだったのでは……?
「単純にケーブルが邪魔だったんだよ!」なら、無線接続の技術を向上させればいいだけで、PCを背負う必要は全くないですよね。

■まとめ
いやー、今回は不本意にも、物語の構造上の欠陥を見つける結果となってしまいました。
とはいえこのバックパックPCも、昔の持ち運び電話のように、今後の技術発展の起点となっていくかもしれません。
ただその場合も、自分には是非開発してほしい技術があるのですが、それはまた次回紹介させていただきます。

「てめー見当違いなこと言ってんじゃねえよ!」等の罵倒、「このニュース解析して!」等のリクエストお待ちしてます! サラダバー!

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