アニメ「カオスチャイルド 第4話」感想と考察 結局シールの作者は誰?

はい、カオチャのターンです!
第4話「お話の裏側が妄想を始める」ですね。
前回の記事で話した力士シールの考察が大体合ってたような気もするんですが、まさかロールシャッハテストが元になっているとは思いませんでした……。力士の意味にルーツがあるわけではなかったっぽいので半分負けですね。
え、なにと戦っているのかって?

「推理小説を読むということは、読者が著者に知能戦を挑むということである」

こういう言葉があります(ないかもしれない)。

以前リトルウィッチアカデミアの記事でキャラクターの作り方について語りましたが、カオスチャイルドのキャラクターはリトルウィッチアカデミアの人間臭いキャラクターとは対照的な、ストーリー先行の推理小説タイプのキャラクターです。
つまりカオスチャイルドは、推理小説のようなものなのです。
というわけで、今回も戦いを挑んでいきたいと思います(キメ顔)。
前置きが長くなりましたがあらすじをどうぞ!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
力士シールの作者と接触するため、深夜病院への侵入を試みる拓留、尾上、伊藤の三人。
しかし当然のことながら、病院の入口は閉まっていた。
引き返そうとする拓留たちだったが、尾上が鍵が開いたことに気づく。

力士シールの作者が入院しているという精神病棟へと向かう拓留たち。
地下に進んでいくと何者かの気配を感じ、尾上に促されて解剖室へと退避する。
さらに気配が近づいてきたことから、尾上の提案で遺体が安置されている冷凍室に身を隠す三人。
拓留と尾上が同じ場所に隠れ、伊藤が一人隣に。
少しすると、部屋に何者かが入ってくる気配が。そして伊藤の悲鳴。
拓留たちのいる場所の扉が開かれようとした時、尾上に声をかけられてはっとする拓留。
実際に部屋に入ってきたのは、数人の病人らしき人々と、それを引率する眼鏡の少女だった。

解剖室の隠し扉から、さらに奥へと進む拓留たち。
しかしその途中、幼い頃の記憶がフラッシュバックし、発狂する拓留。
そこに久野里が現れ、拓留を落ち着かせることに成功する。

久野里に導かれて、施設の奥の端末がある部屋を訪れる三人。
久野里が端末を操作して情報を探ると、過去にそこで「妄想の増幅による事象への影響」について研究されていたことがわかる。さらにその研究は、渋谷の地震とほぼ同時期に中止されていたことも判明する。
そして見つかったのが、11番目のロールシャッハ。それは力士シールにとても良く似ており、拓留はそれを見て苦しみ始めた。
情報によると、特殊な能力を持った者のみが11番目のロールシャッハに反応を示すという。
また、拓留と尾上が幼い頃に見ていた南沢という少女の存在と、先ほどの眼鏡の少女山添が被験者だったことも明らかになる。

そこまでの情報を得たところで警備の巡回時間となったため、九野里が山添を強引に地下から連れ出し、病院をあとにしたのだった。


■構造解析
今回ちょっとホラー回でしたね。
途中事件の被害者たちが襲ってくるようなシーンや、伊藤や尾上が血まみれになるシーンなんかがありましたが、あれは拓留の妄想だったのでしょうか……。
という独り言はさておき、今回はちょっとツッコミどころがあったのでつついてみます。

1.誰かが導いている?

これは誰もが思うことだと思うのですが、冒頭病院の鍵を誰かが開けましたよね?
何者かが拓留たちを導いているのでしょうか。
……もしかしたら、尾上が導いているのかも。
鍵の件に関しては、尾上が驚いた様子を見せていたので違うかもしれないのですが、拓留ってこれまで尾上に誘導されて事件に巻き込まれたり重要な情報を知ったりしてますよね?
怪しい。怪しいけど根拠はない……。

2.結局力士シールの作者は誰?

タイトルにも書きましたが、結局拓留たちは力士シールの作者を見つけられずに病院を出てしまいます。(途中の発狂や怒涛の情報開示なんかで当初の目的を忘れかけていたとは言えない)
作者は一体誰なのでしょう。候補は色々ありますね。

一つは、今回初登場したメガネっ娘山添、過去施設で被験者となっていた南沢、あとは伊藤が隔離部屋の鉄格子から見た目の人、乳母車を押す女性、この4人の中の誰かが力士シールの作者の可能性です。
これは単純に「結局作者は見つからなかった→実は見つかってた!」という推理小説にはありがちなやつですね。
ただ施設内にいた比較的印象の強いキャラを並べただけですけど……。

もう一つは、あの研究施設に関わった研究員が作った可能性です。
「力士シールは11番目のロールシャッハテストをモチーフに作られた」ようなので、その研究に携わっていた人、あるいは被験者となった人くらいしかその存在を知らないはずです。
被験者だった場合は上記の4人の可能性もありますが、研究者だった場合はちょっと候補は見えてこないですね……。

3.ギガロマニアックスとディソード

今回初めて(?)ギガロマニアックスという名称がはっきり出てきましたね。
ただ困ったのが、“ディソード”という単語です。あれってこれまでに説明ありましたっけ?
忘れているだけなのか、はたまた前作に登場した単語なのか……。
OPのクレジットにディソードデザインっていう役割があるのは気づいたのですが、なんか武器を具現化して戦ったりするんですかね?(某ネトゲ脳)


■まとめ
うーん、冒頭で大見栄を切っておきながら、なんてキレのない記事……。
可能性は色々考えられるんですけど、絞ることができないですね。
もう真相を特定する情報は出揃っているのでしょうか。
推理小説を読む時は、「まだだ、まだ情報が足りない」とか言いながら、結局最後まで読んで「うわあああ、そうだったのかああ」と見事に引っかかるタイプなので、すでになにかミスリードしているのかもしれませんけど\(^o^)/

大人しく来週を待つことにしてサラダバー!

コメント

アニメ版の尺について

アニメ版はBD全7巻(0巻は0話カオスヘッドのみ収録の特別巻)なのが分かっていて
1クールと噂されていますね。
1クールでオカルティック・ナインのようなノーマルENDまでやるのか。
1クールでシュタゲの1.5倍の内容を圧縮してトゥルーまでやるのか。
個人的には分割2クールで1クール目はノーマルENDで
2クール目がトゥルーENDのRewriteと同じであって欲しいですね。

アニメ版についての補足ですが
アニメ版は原作であった心理描写や、じわじわと迫る恐怖感
大量に張り巡らせたミスリードの山、登場人物の葛藤や人間臭い描写
妄想トリガー(今回初)、事件を整理するマッピングトリガーが大幅にカットされてます。
特に主人公の情強ぶってるシーンがかなりカットされてますね。
カオヘ=オタク、シュタゲ=中二病、ロボノ=格闘ゲーマー、カオチャ=情報強者
オカン=アフィブロガー
と主人公のキャラ付けになっているのでアニメ版は物足りない印象を受けます。

ストーリー先行と感じてしまっているなら、それは尺が足りてないからかもしれませんね。
アニメ版はここまでで、話を完結まで描くためにストーリー優先になってる感じがあって凄く勿体無いと感じました。
人物それぞれの掘り下げが原作より浅く、背景説明が必要最低限です。
個人的には原作未プレイの視聴者は先に原作ゲームをプレイした方がいいと思いますね。
何より知らない単語はTIPSという機能で詳細に解説が書かれていて分かりやすいです。
ミスリードもかなりカットされ初見でも露骨に怪しい部分に気付きやすくなっていて原作プレイ済みとしてはちょっと複雑です。

ギガロマニアックス、ディソードはカオスヘッドから引き継いだ設定ですね。
カオスヘッドの補足をすると
カオヘのアニメからカオチャのアニメには繋がりません。
カオヘのゲームからカオチャのアニメには繋がります。
(カオヘのFDである「らぶChu☆Chu!」は、カオヘの後日談で正統な続編。復興が始まったばかりの渋谷の描写があります。)

なのでカオスヘッドのアニメ版は評判も悪く
そのために敢えて0話でカオチャに繋がるカオヘをやったのかもしれませんね。

推理小説を読むような知能戦を楽しむなら先に原作ゲームをやったほうが良いです。
もし1クールで完結だった場合、かなり上手くまとめないと最後の余韻は味わえないかもしれません。
アニメでの個別ルートカットを考慮しても原作の方が今のところ圧倒的に良いです。
場合によっては活躍しないキャラすら出てくる可能性もあります。


これはあくまで既プレイ者としての一意見ですので
「アニメを見終わってからゲームをプレイするか」
「ゲームを先にプレイしてからアニメを見るか」
の自由は志室幸太郎さん自身が決めることなので強制は出来ないですが
「原作を先にプレイする」ことを強くお勧めします。(アプデあるので忘れずに)

長文失礼しました。
好きな作品なので、どうしてもアニメ版の粗が気になってしまうんですよね。
シュタゲアニメ版の出来が良かったから余計に感じてしまう。

No title

今回もコメントありがとうございます!
ってえええ、1クールなんですか!?
シュタゲみたいに26話かけてじっくりやってくれるかと思ってました……。

なるほど仰る通り、ちょっとスカスカだなと感じていたんです。
思いっきり色々省略しているんですね。

先にゲームをやりたい気持ちは山々なのですが、ストーリーを知ってしまったら考察記事を書けなくなってしまうというジレンマがあるんですよね……。

最初に初見実況のつもりでと書いてしまったので、涙を呑んでアニメを先に見てしまおうと思います。
ゲーム本編はルート分岐もあるようですし、そっちを楽しみにしておきますね!

No title

いえいえ、こちらこそ勝手ながら押し付けがましい事を言ってしまいすみませんでした。
まだ1クールとは確定していませんが、このペースだと1クールで最終章まで描きそうなんですよね。

シュタゲの様に原作が一本道で個別ルートがバッドエンドならカットしても問題ないのですが(シュタゲはやろうとおもえば一周目でトゥルー到達可能)
カオチャは一周目のノーマルENDからがスタートで、個別ルートすら伏線でしかないっていう特殊な作品なんですよね。
それらを踏まえてトゥルーに到達するのでシュタゲ以上に個別ルートが重要な役割になってます。

アニメ化前からどうやって一本にまとめるのか原作ファンの間では話題になってたんですよね。

カオスヘッドが1クールで規制とカットと改変の嵐で評判が悪く、次作でアニメ化するなら絶対2クールは必須と言われてました。
(妹救出クエスト、妹の右手の入った箱、美味い手事件カット。大半の流血グロ規制)
結果シュタゲは2クールで大成功。ロボノは2クールでしたが原作がシュタゲで期待してた様な伏線回収メインの作品ではなく
青春群像劇+陰謀のシリーズで最も爽やかな作品だったので思ったより人気が出ませんでした。
オカンの1クールは原作が2巻までの未完で(6話で原作全て消化)先にゲーム化が発表済でその後アニメ化決定。
アニメは独自の完結を迎えると発表があり、ノーマルENDなのは予想出来ていました。
あの早口と詰め込みで賛否両論でしたが、ゲームに興味を持ってもらう役目は十分果たしたので一応成功だと自分は思います。

そして1クールと噂されるカオチャですが
原作がシュタゲの1.5倍の内容で放送開始ギリギリまでアニメの情報が一切無く
0話もサプライズで放送されたので1クールというのも実は・・・ってのに期待はしてます。
相当上手くまとめればあるいは?とは思いますが、現状重要な部分以外カットで4話が結構ゆっくり目だったりとメインの部分に尺を割いている印象。
声優休養で久野里の声優が変更になったりと原作ファンには残念な要素もあり
今後は如何に原作でトラウマだったり感動したシーンを作りこむかで、アニメ版が名作になるかどうかの分かれ道かと思います。

とりあえずは考察記事を楽しみにしてますね。
アニメの粗が気になる以上に初見の反応が楽しみなので。(笑)

Re: No title

そんなそんな、自分もできることならゲーム先にやってしまいたいです!
アニメ放映前にセールがあれば、考察記事ではなく解説記事にできたのですが笑

確かに今作は結構えぐい描写多そうですし、テレビで放映するためには規制が必要なのかもしれませんね……。
最後まで記事書いていくので、SARAIさんも最終的にどういう評価になったか是非コメントくださいね!
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志室幸太郎

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あの名作からなんてことないニュースまで、ストーリー性のあるものを構造解析していきます。
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