映画「ハリー・ポッターと賢者の石」に学ぶ!WEB小説の書き方

さて、本日紹介する作品は「ハリー・ポッターと賢者の石」です。

世界的ベストセラーであるJ・K・ローリングさんのハリーポッターシリーズ。
なんと4億部以上も売れているそうです。映画も大ヒットしてウハウハでしょう。
それだけ広く一般に受け入れられているわけですから、当然学ぶべき部分も多いのです。

早速盛り上がり曲線を見てみましょう。
ハリポタ賢者の石曲線 
ジャンルは児童文学寄りなのですが、今最も需要があると考えている「WEB小説曲線」と非常によく似ていますね。
ハリポタ一巻が発売されたのはなんと1997年。その頃WEB小説の源流である平成ライトノベルも隆盛の兆しを見せており、まさに時流に乗った形でのヒットと言えるでしょう。
では、詳しく解説していきます。


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください。


■おおまかなあらすじ
眼鏡の少年ハリー・ポッターは、10年前に両親を亡くし、叔母の家であるダーズリー家で暮らしていた。
ハリーはそこで毎日のように一家にいじめられ、辛い日々を送っていた。
しかしハリーの11歳の誕生日。ホグワーツ魔法学校から手紙が届き、迎えに来た大男ハグリッドに連れられて魔法の世界へと足を踏み入れる。

■構造解析
前述した通り、ハリー・ポッターと賢者の石はヒットするWEB小説によく見られる「短いスパンで盛り上がりポイントが来る」構造をしています。
WEB小説の場合は“短い時間で楽しめる娯楽”という需要を狙ってこの構造を用いますが、本作の場合は“視聴者を飽きさせない”という効果を狙っているのでしょう。
どちらにしても、短いスパンで盛り上がる作品は大衆受けするということですね。

賢者の石の盛り上がりポイントは4つあります。
・ハリーがダーズリー家を出るシーン(ストレスからの解放)
・トロールとの戦闘シーン(ヒロインのピンチと勇気の誇示)
・クィディッチで活躍するシーン(スポーツでの活躍)
・終盤の仲間の活躍と、ヴォルデモートとの対決シーン(強敵との対決)

これらはすべて、子供の願望を実現するシーンでもあります。
メインターゲットである子供たちは、当然主人公のハリーに感情移入するわけですから、ハリーが特別扱いされたり活躍したりするシーンを描くことで、視聴者にも同じ優越感を味合わせることができます。俺TUEEEですね。
J・K・ローリングさんがそこまで打算的かどうかはわかりませが、どちらにしても需要をがっつり捉えた物語になっています。

さらに、ハリー・ポッターと賢者の石はシリーズものです。
この第一作の時点から、ラストへ繋がる伏線が散りばめられています。(蛇との会話のシーンなど)
一作一作にエンターテイメント性を盛り込みながらも、シリーズ全体を通しての盛り上がりも考慮した巧みな構成。本当に見事な作品です。

■まとめ
創作をするからには、やはり誰かに認めてもらいたいものです。
そのためには需要を掴むことがいかに大切かということを思い知らされますね。
とはいえ、最初から需要にすり寄った作品を書く必要はないでしょう。
J・K・ローリングさんもハリーポッターシリーズ以前に何作か小説を書いているそうですが、どれも日の目を見なかったそうです。

そして母の死や流産、貧困や離婚と、壮絶な人生を送りながら書いたのがハリーポッターシリーズでした。
しかもそのハリーポッターシリーズすら、一度は出版を断られているのです。
それが今では、4億部を超える大ベストセラー。
一番見習わなければいけないのは、どんなに辛くても作品を書き続けるその姿勢ですね。

ちなみに明日の金曜ロードショーは「ハリー・ポッターと秘密の部屋」ですよ!
こちらも解析していきたいと思いますので、皆さんも「こういう構造か?」と分析しながら見てみると面白いかもしれません。

それでは、今日はこの辺で! サラダバー!

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志室幸太郎

Author:志室幸太郎
あの名作からなんてことないニュースまで、ストーリー性のあるものを構造解析していきます。
創作ライフのお役に立てれば幸いです。

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ツイッター:@shimuro_1129s

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