アニメ「正解するカド 第1話 ヤハクィザシュニナ」感想と考察 こういうSFを待ってた

今期個人的期待度ナンバーワンアニメ「正解するカド 第1話 ヤハクィザシュニナ」の記事です!

皆さん見ました!?
個人的に一話目からわくわく感尋常じゃなかったんですけど、好き嫌いが分かれそうなアニメではありますね。
キャラクターや場所にいちいちテロップが表示されるのがシン・ゴジラっぽかったり、メガネっ娘(CVくぎゅ)が登場したりと自分のツボは完全に射抜かれました。
非常事態に政府が対応する感じもシン・ゴジラっぽいですよね。
あんまりぽいぽい言うとあれですが、やっぱりああいう演出はドキュメンタリー風の緊張感を生むので良いなと思いました。

さあ、果たして自分の知識でどこまで考察できるのか!
フレゴニクスの正体や、ヤハクィザシュニナ(超覚えにくい)の目的についても語ってみますよ!
とりあえずあらすじをどうぞ!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
外務省に所属する真道と花森。
二人は海外への出張のために乗った飛行機の中で、突如空に現れたキューブ状の物体を目撃する。
その物体は巨大化、真道たちの乗る飛行機を下敷きにし、羽田空港へ鎮座した。
報道による情報から、立方体の一辺は2キロメートル。人工物か自然物かも不明。

政府はすぐさま対応を検討する会議が行われ、252名を乗せた旅客機が押し潰されたことが発表される。
そこに突如白衣の女性品輪が「押し潰されたとは限らない」と乱入。
旅客機が接触した際に衝撃がなく減速もしていないことから、飛行機は破壊されず、乗客も生きている可能性があると語った。
それを受け、内閣総理大臣は「乗客の救助を最優先とする」と宣言した。

品輪は様々な実験を繰り返した結果、立方体をフレゴニクスと命名。
フレゴニクスはあらゆる接触を受け付けない、完全に隔絶された物体だった。
旅客機内には二週間持つかどうかの食料しかなかったため、品輪は政府に自衛隊による砲撃を要請する。
しかし、最も貫通力のある徹甲弾をもってしても、フレゴニクスには傷一つつけることはできなかった。

が、その砲撃の直後。キューブ上面が動き出し、階段が作られる。
そこから出てきたのは真道だった。そしてその背後からもう一人、白髪の青年が階段を上ってくる。

青年は広範囲に届く声で、自らを“ヤハクィザシュニナ”と名乗った。


■構造解析
いやあ、見てくださいこのあらすじのすっきり感。
サクラダリセットのような文学的ミステリーと違って、リアルタイムで進行する状況を描いている作品なので、レビュー書く側としてはめっちゃ助かりますね……。
裏話はさておき、現時点で気になっているところを語ってみますよ!

1.フレゴニクスの正体

さて、超印象的で素晴らしいデザインの今作を象徴する存在、“フレゴニクス”。
公式のあらすじによると、正式名称はタイトルにもある“カド”らしいですね。
一辺の長さが2キロメートルの立方体で、品輪博士の調べによるとどんな物理的干渉も受けない完全に隔絶された物体(?)であるとのこと。
政府に頼られる科学者でもわからない以上自分にわかるわけはないのですが、全力に感覚だけで受け取ってみた結果、ベタではありますが一つの仮説を思いつきました。

まず一つ現時点でわかっていることがあります。
それは、品輪の言うように完全に隔絶されているというわけではないという点です。
皆さんもおわかりのように、最初に飛行機はカドの中へ取り込まれているのです。
つまりカドは、隔絶された状態にも、なにかを取り込める状態にもなれる、フレキシブルな物体だということがわかります。

そしてもう一つ注目したいのが、飛行機を取り込んだ際の描写です。
カドが飛行機に接触した時、尾翼が光のようなものになって後ろに流れていくシーンがありました。
また、乗客が取り込まれる際も、肉体がなにか別のものに変換されていたような印象を受けたのです。

つまりカドは、我々の世界とは別の場所へ行くことができる装置であり、我々の世界の物質を行先の世界で活動できるよう変換する機能を持っているのではないかと考えました。

その機能を操っているのが、ヤハクィザシュニナでしょう。

2.ヤハクィザシュニナの目的

自分がこれまでに見てきたSF映画の中では、異世界や宇宙人によるコンタクトの理由にはいくつかパターンがありました。
一つ目は“侵略”。一番ポピュラーな理由ですね。地球を支配して我が物にしたり、地球人を食料として栽培しようとするなど、色々あったものです。
ただ今作の雰囲気からすると、ちょっと違う気がしますよね。今作のメインは“交渉”っぽいですし、ヤハクィさんも対話を望んでいる様子。
ではなにが目的かというと、もう一つのパターン“助けを求めている”ではないでしょうか。
SF映画によくありがちなパターンとして、「侵略しに来たと思ったら実は故郷がピンチで助けを求めてた」というものがあります。
その手の映画では侵略者とコミュニケーションを取る手段がないので、基本人間が先に攻撃をしかけてドンパチするというのがテンプレなんです。
が、ヤハクィさんは喋れるわけですから、故郷を救うために人間に協力をしてほしいと交渉を持ちかけるのかもしれません。(0話の印象から、日本の技術力を見込んでなにかの開発を頼むとか)

ただ……今作のシリーズ構成は奇才と謳われる野崎まどさんです。
日本SF大賞にノミネートされるほどの作家さんが、ベタなSF映画みたいな展開を用意しているとは思えません。
これらの予想を大きく裏切ってくれることを期待したいですね……。


■まとめ
折角あらすじが短くまとまったのに考察が長くなってしまいました!
サクラダリセットとはまた別の意味でとってもレビューが捗る作品ですねー。

それにしても、3Dアニメはもう全く抵抗なくなりましたね。(最初に見た時はかなり違和感あった)
アニメの世代交代を感じますが、カドみたいなディティールが非常にはっきりしたものを出す場合は3DCGの方が馴染むのかもしれません。

今後面白くなっていくのかどうかはまだわかりませんが、品輪さんのキャラデザと釘宮さんのナチュラルな演技がたまらんので最後まで見るとは思います!
というわけでまた来週サラダバー!

スポンサーリンク

コメント

非公開コメント

スポンサーリンク

検索フォーム

プロフィール

志室幸太郎

Author:志室幸太郎
あの名作からなんてことないニュースまで、ストーリー性のあるものを構造解析していきます。
創作ライフのお役に立てれば幸いです。

シェアワールド企画“コロンシリーズ”を運営しています。
コロンシリーズ:ホームページ
ツイッター:@shimuro_1129s

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード

QR

リンク

プライバシーポリシー