アニメ「正解するカド 第4話 ロトワ」感想と考察 ワムを平等に拡散させるための“爆弾”

アニメ「正解するカド 第4話 ロトワ」の記事ですよ!

なんか突然2Dアニメが混ざりましたね!
3Dチームと2Dチームがあって、手分けしてやってる感じなんでしょうか。
3Dアニメの質はかなり上がってきていると思いますが、やはり一緒に見せられると少し違和感を覚えてしまいますね。
これは批判ではなく冷静な感想で、決して3Dアニメが悪いと言っているわけではないんです。
3Dアニメならではの良さもありますしね。例えば徭ちゃんの仕草とか!

すいません、本題いきます。あらすじでーす。


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
カドの出現から三日後の正午、2人の乗客がカドから解放された。
以降も予定通り進んだ場合、25日後には乗客乗員251名全員が解放される。

その最中、メディアからも注目される真道。
カドから出た真道は、同僚たちとの再会を喜ぶ。
政府の辞令により、日本国異方担当特使に任命された真道だが、その役割は花森に譲ることにした。
真道は一時クビとなり、異方側の人間としてフリーの交渉官になる。

真道は早速、政府との協議に臨む。
議題に上がったのは、異方から無尽蔵の電力を取り出せるという装置“ワム”
現在167対のワムが日本に与えられており、現在もザシュニナはワムを異方から取り出しているという。
現在研究所によってワムの調査が進められていて、真道はそれを視察したいと申し出た。
そして二分する国内の反応。
「ワムを受け取るべき」「カドを排除すべき」などの意見もあるものの、一番多いのは「わからない」等の中立的な意見だった。
一方海外では、世界のパワーバランスの崩壊を危険視した国連が「すべてのワムを国連に提出し、今後国連の管理物とすべき」という要求を出してきた。
安保理は制裁決議をも含めた対応を検討中だという。
厳しい海外からの反応を受け、「国連にワムを提出すべき」という意見が政府から出る。
しかし真道は「ザシュニナの意思に反する可能性があるため、確認をしたい」と一時保留を願い出る。

研究所の視察へ向かう車内でいちゃいちゃする徭ちゃんと真道。
徭のタブレットで国内の反応を見ていると、中には「カドに爆弾を落とすべき」という意見も。
真道は徭にも意見を求める。
徭は「現時点では異方存在の害意は少ないが、ワムは人類には早すぎる」と述べた。
その後、真道は三日前の会談で徭が吹き出していたことに触れる。
否定する徭だったが、動画も残っており、盛大に恥ずかしがりながらバッド連打する徭ちゃん可愛い。

研究所で調査結果の報告を受ける真道と徭。
ワムは二つの構造体がなんらかの仕組みで対になっており、それぞれプラス極とマイナス極の性質を持つという。
不思議なことに常に高電圧というわけではなく、回路に合わせて適切な電力が供給されるらしい。
形にも特殊な性質があり、見た目は一つでも六つの形を持っているという測定結果が出ていた。
さらに、電力を取り出す際に一切有害物質を発生させないが、大気圏内の熱収支バランスが崩れる=温暖化が進む可能性があるとのことだった。

物資と共にカドの中に戻ってきた真道。ザシュニナや機長たちと共に食事を取る。
真道が物資について機長に尋ねると、日常の消耗品は問題ないが、大人も子供も娯楽が必要だという意見が出た。
ザシュニナの「私も本が欲しい」に対し「お前は自分で本屋にでも行けよ」という真道だったが、即時撤回した。
そして花森に辞令を告げる真道。
困惑する花森だったが、「俺はお前ならできると思った」という真道の言葉に辞令を受ける。

その後すぐに、ザシュニナも含めた三人による国際交渉に関する打ち合わせが始まった。
国連にワムを提出することに関し、ザシュニナに意見を求める真道。
真道は、国連にワムを預けても世界には行き渡らず、ザシュニナの意思に反することを説明する。
ザシュニナは「国という構造は優秀だが、概念が定義を超えて力を持っている。暴走しているとも表現できる。ワムは国に与えるのではなく、個人に与えたい」と語る。
さらにザシュニナは、ワムの浸透と拡散を推進する別の方法があると言う。それを実現するためには、「この世界に爆弾を落とす覚悟が必要だ」と続けた。

その頃国連では、「日本の所有するワムの即時無条件放棄と、国連提出を要求。違反した場合、金融規制や渡航禁止、さらに軍事行動まで、様々な対応を取る」という決議が採択された。
ワムは常任理事国により、厳重保管と拡散防止がなされ、世界に広がることはなくなってしまう。
「夢のようなエネルギーを与えられても、こんな後ろ向きな決断しかできないのか」と嘆く首相。
そこで真道は、ザシュニナの策について語る。

ザシュニナの策を実現するため、品輪博士が呼び出された。


■構造解析
いやはや、じっとりと事態が進行していきますね。
前回の記事でも語った通り、やはりワムは世界のパワーバランスを壊しかねないという認識で合っていたようです。
ただ、話やキャラクターの気持ちから読むと、どうやら「ワムを世界に行き渡らせるという目的を達成するためにどう動くか」という方向に流れていきそうですね。

1.緊張と緩和

これはちょっと創作してる人向けの余談なんですが、今回途中で徭ちゃんが吹き出したシーンについて触れるくだりありましたよね。
真道が見せた動画のタイトルが“緊張と緩和”だったのですが、今作ではこの“緊張と緩和”が非常に効果的に使われています。
昨今は私生活が忙しすぎるあまり、「深刻だったり重い話を見ている余裕がない」という人が増えていますよね。
今作は比較的重く、頭を使う感じのアニメなので、そういうフィルターに引っかかってしまいかねないリスクがあると思うんです。
でも正解するカドに関しては躊躇いなくスッと見始めることができる。
これはザシュニナやカドという“緊張”に対して、ザシュニナの天然ボケや徭ちゃんの可愛さが“緩和”として働いているからに他ならないのです。
参考にせねばと思いました。

2.爆弾を落とす覚悟

そして第4話で一番の問題なのが、ザシュニナの言う“爆弾を落とす覚悟”がなにを意味するかです。

さっぱりわからない。

「ザシュニナとカドが世界に爆弾を落として、人類共通の敵となることで団結させようとしている」
「産油国に爆弾を落とし、クリーンじゃないエネルギーを生産できないようにした上でワムを拡散させる」
とか色々アホなこと考えてみたんですけど、どう考えても違いますよね……。
今回の途中、国民の意見の中にあった「カドに爆弾を落とす」が伏線になっているような気もするんですが、それがどうやって「ワムを平等に拡散させる」に繋がるのか……。
これに関してはすいません、ご意見募集します。
「こうじゃないか」という案のある方はコメントいただけると嬉しいです。


■まとめ
どうやら話の流れはワムを受け入れる方向に向かっているようですが、ワムによる影響をすべて丸く収める方法が果たして本当にあるんでしょうか……。
爆弾を落とすが比喩的な表現である可能性もありますけど、どんな方法であれ一撃でワムに関するすべての問題を解決できるような方法があるとは、未だに思えないんですよね。
「パワーバランス」「大気圏内の熱収支バランス」「ワムによって成り立たなくなる産業への補償」などなど、性質の違う様々な問題をどうやって解消するのか。
次回完全に盲点を突かれたら、自分はさらにこのアニメを好きになるでしょう。

とりあえず自分は正解できなかったようです、悔しい!
次回の答え合わせまでサラダバー!

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