アニメ「正解するカド 第6話 テトロク」感想と考察 ザシュニナの自信の秘密はOPにあった?

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© TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI

アニメ「正解するカド 第6話 テトロク」の記事です!

いやあ、まるでドキュメンタリー番組ですね。
これはシン・ゴジラを見た時にも感じたことですが、エンターテイメントとドキュメンタリーでは、視聴者が受ける感動の質が違います。
エンターテイメントはほとんどの場合が虚構の物語ですが、ドキュメンタリーは「実際に起こった事象」「それに対する人間の行動」を描くもの。
正解するカドも虚構ではあるものの、シン・ゴジラと同じようにリアリティを追及することで、エンターテイメントでありながらドキュメンタリー的な感動をもたらしています。
それゆえに、超巨大な箱が転がっているだけで鳥肌が立つのです。
これは普通のエンターテイメントアニメでは得られない感動です。巧みです。

さて、今回も衝撃のあらすじをどうぞ!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
前回品輪博士によりワムの製造方法が公開されたが、結局ワムを作れたのは品輪博士を除き二人のみ。
そのうち一人は、カドによる変換により異方の感覚を身につけた真道だった。

カドに閉じ込められていた民間人の解放が順調に進む中、次にすべきこととして真道がザシュニナに提案したのは、カドの移動に関してだった。
議論の末に移動が決定し、カドは湖へ移されることに。
ザシュニナによると、カドは地上に接触しつつ移動するのが好ましいという。
そのために提案されたのは、カドを転がすという方法だった。
しかし接地面への影響を不安視した真道は、その方法に加えてもう一つのアイデアを示す。

休みなく働く真道を心配した徭。真道がかなりの長期間寝ていないことを知り、休息を取ることを強く勧める。
それを受けて、真道は実家に帰省。ゲソをつまみに母親とビールを飲む。
真道の母親は「異方存在に親や子供はいないのか。寂しいのではないか」と語った。

ようやく閉じ込められていた251人全員が解放される。
そして翌日8月26日、カドの移転作業が開始。
カドはザシュニナの命令により、その巨体を傾け始めた。
真道が提案したのは、“カドの角”を使って回転させることによる移動作業。
こうすることにより、最小限の接地面積で移動が可能になった。
計画通りに移動作業は進み、無事湖の上へと到着する。

カドの上で真道に感謝を述べるザシュニナ。
そしてザシュニナは、次の推進を提案。

「真道、君はいつから寝ていない?」

その言葉に驚く真道。ザシュニナは脳の標本のようなものを取り出し、こう言った。

「君たちはもう眠らずに済む」


■構造解析
いやほんと、箱が転がってるだけで鳥肌が立つアニメなんて人生初ですよ。箱と言っても超巨大なんですけど。
冒頭にも語りましたが、「もし実際にカドがあったら」ということを想像して見てしまいますよね。
ドキュメンタリー的な作風の需要がシン・ゴジラによって明らかになった昨今、本当にタイムリーな題材だなぁと思いました。
そして、終盤のザシュニナの発言……こっちは悪い意味で鳥肌が立ちました。
少し前から気になっていた、OPテーマ「旅詩」の歌詞についても触れつつ、語っていきます。


1.「君たちはもう眠らなくてもいい」

やはりザシュニナの発言には、ところどころ恐怖を感じます。
なぜならなにもかもが未知であり、ザシュニナによる推進が人類にどんな影響を与え、どんな未来が生まれるのか、まったく想像できないからです。
ミステリーファンとしては、「実はザシュニナはなにかを企んでいるのでは?」と疑いたくなってしまいます。
ですが、ザシュニナの言動からは善も悪も感じません。
「純粋に必要なことをしているだけ」という印象ですよね。
この自信満々で推進を進めていくザシュニナの秘密が、実はOPの歌詞に隠されているのではないかと思うのです。

2.「希望に続く轍」

OPテーマの「旅詩」、少し前の記事でも語りましたが良い曲ですよね。
何度か聴いていて印象に残ったのが、「希望に続く轍それでも探しながら紡いでいく旅詩」という最後の方の歌詞です。
轍(わだち)とは、車や馬車など、車輪のあるものが通ったあとのことを言いますよね。
もしもこの歌詞が話の内容に沿って作詞されたのだとしたら、大きな意味を持って聴こえませんか?
そう。「人類がこれから辿るべき未来を、すでに辿っているなにか」の存在を暗示しているように思えますよね。
それはもちろん、異方存在のことでしょう。
なぜザシュニナはあそこまで自信たっぷりに人類の推進を推し進められるのか。
それは、ザシュニナが人類の未来を知った上で誘導しているからなのかもしれません……。


■まとめ
もし前述した通りの展開だとしたら、ちょっと映画「インターステラー」を彷彿とさせますね。(見たことのない方は是非)

構造解析では全然別のことを語ってしまったので、もし人類が眠らずに済むようになったらどうなるかをちょっと考えてみましょう。
おそらく眠らずに済むようになったとしても、横になって目を閉じるという休息方法は文化として残る気がするんですよね。
ただこれが、眠って休息を取る必要がなくなる=疲労しなくなる”ということであれば大きく意味が変わってきます。
無限のエネルギーを手に入れ、疲労しなくなった人類。
もしそうなったら、人類はその力をどの方向へと向けるのでしょうか。
宇宙へ進出するのか、それとも異方へと旅立つのか……。

それにしても正解するカド、個人的には今期ナンバーワンアニメ候補筆頭です。
記事にしているもの以外にもいくつか見ているアニメがあるのですが、今作のわくわく感は群を抜いています。

来週はよ来いサラダバー!

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志室幸太郎

Author:志室幸太郎
あの名作からなんてことないニュースまで、ストーリー性のあるものを構造解析していきます。
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