アニメ「ACCA13区監察課 第5話」感想と考察 グロッシュラー良い奴説

アニメ「ACCA13区監察課 第5話 視線の先、重なる足跡」の記事でございます!
コミティアの荷造りで余裕がないので前置きなしであらすじいっけえええ!()


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
ロッタのストーカーたちによるアバン。相変わらずの飯テロっぷり。

マーヴへの報告に向かう途中、リーリウムの車に乗せられるジーン。
「クーデターとグロッシュラーが繋がらない」とぼやくジーンに、ジーンの監視役について語るリーリウム。
「君は慣れてしまっているんだろう」という発言から、ジーンは監視役の正体に気づく。

雪の積もるビッラ区にやってきたジーン。
ホテルに入る直前、ジーンはニーノの視線に気づく。
ニーノはそれを上の人物に知らせるが、電話の相手は「話すべきことは話していい」と言う。

ジーンはビッラ区の区長と食事を共にする。
その最中、また新たな煙草がジーンに渡される。

次の日の夜、監察課の部下との食事を終えると、山を歩くジーン。
ジーンが声をかけると、ニーノが姿を現した。
ニーノが監視をしていたことに気づいたことを告げるが、「多分お前は、俺をさらに陥れようとかそういうのとは違うと思うんだよね」と語るジーン。
対してニーノは「ジーンを監視しているのはACCAの務めじゃない、それ以上は今は言えない」と返す。

ジーンは次にロックス区へと向かった。
そこにいたのは、休暇で帰ってきていたグロッシュラー長官だった。


■構造解析
いやあ、気になるところで終わりやがりますね。
来週はグロッシュラー長官と直接対決でしょうか。
そして今回、これまでの考察を裏付けるっぽい証言が色々出てきましたね!
早速語りますよ!

1.ニーノ二重スパイ説有力

これまで「ニーノは実は二重スパイなんじゃないか」みたいなことを書いてきましたが、今回はっきりと「ジーンの監視はACCAの務めじゃない」と言いました!
ニーノが電話で話していた相手もグロッシュラー長官じゃなかったですしね。
ではニーノは一体誰の指示でジーンを監視しているのか。
これ、やっぱり王室なんじゃないですかね……。
ACCA以外の組織っぽいものってそれくらいしか出てないじゃないですか。ジーンが王族かどうかはともかく、ニーノは王室とも繋がりがあるという説を改めて推しておきます。
ただニーノはこれまでジーンを騙してきたわけですから、今回も演技だった可能性も拭えないですね……。

2.グロッシュラーやっぱ良いやつ説有力

そして最後にちょろっと出てきたグロッシュラー長官ですね。私服になるとぐっと良い人度が増す不思議。
ジーンも「クーデターとグロッシュラーが繋がらない」と言っていましたが、自分もどうも悪い人には思えません。
最近はむしろリーリウムが「グロッシュラー怪しいでー」と誘導しているようにしか見えなくなってきました。
けど下手したら、この疑いの変遷すら作者さんの思う壺なのかもしれません……。


■まとめ
来週のジーンとグロッシュラーの会話によってはぐっと話が動きそうですね。
どんな話をするかも気になりますけど、それより気になるのはジーンがマーヴ本部長に会いに行かなかったことです!
あんな美人を待ちぼうけさせるなんて! 俺が会いに行きt(ry

以上でーす( ˘ω˘)サラダバー

アニメ「ACCA13区監察課 第4話」感想と考察

はい、アニメ「ACCA13区監察課 第4話 閉ざされた『国』のくすぶり」の記事でございます。

ジーンが平和平和言ってたので現状は平和なのかなと思ったら、普通に区によってはごたごたしているみたいですね。
あらすじどうぞ!


以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
冒頭。アパートの大家への荷物をロッタから預かったニーノ。
ニーノは外に出るとすぐに電話をかけ、「報告書と一緒にロッタからの荷物を送る」と電話の相手に話した。

その頃ジーンはスイツ区を訪れていた。
スイツ区は閉鎖的な区で、他の区との交流を断っており、ジーンと住民の接触もスイツ区のACCA職員に止められるほどだった。

そして五長官。リーリウムが「自分はジーン・オータスの味方である」という宣言をする。
グロッシュラーは目を閉じてそれを聞くだけだった。

スイツ区の視察を進めるジーンだったが、同行していた監察課の職員が食べ物を買いに行ったところで、“クーデター”を企てる住民に連れ去られてしまう。
スイツ区のクーデター派の住民は、他区へ自由に行き来できることを望んでいた。
そんな住民たちにジーンは「協力してくれる人を紹介できる」と持ち掛けるが、西区のクーデター派がACCAに発見されたことで、クーデターが強行されてしまう。
ジーンも巻き込まれるが、住民に助けられなんとか切り抜けた。

クーデターが鎮圧されると、スイツ区のACCA職員がクーデターに協力していたことを見逃すジーンだった。


■構造解析
今回も怪しいシーンがいくつかありましたね。
そこをピックアップしつつ、推測できることを語ってみます。

1.マンションの大家は誰

まず冒頭、ロッタからの荷物を預かったニーノが、「報告書と一緒にロッタの荷物を送る」と言っていました。
これは単純に考えると、大家=グロッシュラー説が出てきますね。
ニーノが報告をする相手と言えば、ジーンの監視を命じたグロッシュラーしか今のところ考えられません。
ということは、ジーンは生活すらグロッシュラーの管理下にあるのかもしれませんよね。
完全に今思いついたトンデモ話なのですが、もしかしたらグロッシュラーはジーンをクーデターの首謀者にし、それを“成功させた上で、新しい王にしようとしているのではないでしょうか。
これまで自分は「ジーンをクーデターの首謀者として陥れる」のがグロッシュラーの目的だと思っていたのですが、どうもジーンが大事にされ過ぎている気がするのです。
この点は以下のシーンからもうかがえます。

2.どう聞いてもニーノ

スイツ区のクーデターに巻き込まれたジーンを助けたの、あの声どう聞いてもニーノですよね……。
カオチャでダメダメ絶対音感を披露してしまいましたが、さすがにあれは間違いないはず。ジーンも気づいたような表情をしていた気がします。
このことから、グロッシュラーはジーンに危険が迫らないよう監視させている感じがしませんか?
これが前回の記事で書いた「グロッシュラーは実は良いやつ」と思ってしまう原因なのかもしれません。実際はジーンを利用しようとしているだけなのですが。


■まとめ
いやでもわからないですねー、やっぱりどうもそれぞれの行動にちぐはぐさを感じるというか……。
最終話でこの違和感の正体をすぱっと解決してくれたら、今期、いや今年ナンバーワンアニメが早くも決まってしまうかもしれません。

ただ、これだけは言える気がします。
ジーンはすべて気づいている(ドヤ顔)。

来週も楽しみです! それではサラダバー!

アニメ「ACCA13区監察課 第3話」感想と考察 明らかになった対立構造まとめ

はい、予告通りアニメ「ACCA13区監察課 第3話 城にただよう噂の煙」の記事です!
第3話にして早くも主人公を取り巻く勢力と、その対立構造が明らかになった感じですね。
どうもきな臭いのが、五長官の一人である褐色の男リーリウムの発言です。
そこに注目して、これまでのまとめと疑問点を整理していきますね。

まずはあらすじをご覧ください!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
本部長であるモーヴに誘われ、食事を共にするジーン。
モーヴのセクシーな姿に赤面するというかわいい一面を見せるジーンだったが、「この食事は接待だ」と告げられてさらに赤面するのだった。
モーヴはクーデターの噂があることをジーンに明かし、それを未然に防ぐために協力を願い出る。
「この平和な国に~」と訝しむジーンだったが、モーヴは「本気で言っているのか」と笑う。
現国王の孫であるシュヴァーンが王となることで、平和は崩れる可能性がある。それを懸念した地方の有力者たちが、クーデターを画策しているとモーヴは考えていた。
モーヴの秩序に対する考えを聞き、ジーンはそれを受け入れた。

ドーワー王室の王子、シュヴァーンの成人を祝う場に参加するため、ドーワー王国に集結する要人たち。そこにはジーンや、ジーンの妹ロッタ、悪友ニーノの姿も。
王子シュバーンは成人と共に王位の継承が発表されることを期待していたが、そんなことはなかった。

会場内の視線から逃れるように、テラスに出て煙草を吸うジーン。
そこに五長官の一人リーリウムがやってくる。
リーリウムはジーンの視線の原因として「君がクーデターの首謀者だという噂が流れている」という情報を伝える。
「噂を流しているのはグロッシュラーであり、グロッシュラーこそがクーデター派である」とも。
リーリウムはクーデターに対抗するため、モーヴと同じようにジーンに協力を要請した。

■構造解析
長官セクシーでしたね……たまらん……。そして赤面するジーン可愛い。
と、余談はさておき、おそらく今回で全勢力が出そろったのではないでしょうか。
というわけでこれまでの復習を兼ねて、勢力別にまとめていきたいと思います!

1.反クーデター勢力

・ジーン・オータス

やり手の監察課副課長。
地方の要人とコネクションがあり、度々煙草をもらっている。
グロッシュラーにクーデターを企てている嫌疑をかけられているらしく、要人たちから注目されている。
一方でモーヴやリーリウムからは信頼されており、真のクーデター派であるグロッシュラーに対抗するため協力を要請される。

・モーヴ
クーデターの噂を知り、独自に調査をしようとするが、グロッシュラーに止められてしまう。
リーリウムと同じようにジーンに協力を要請するが、「クーデターを企てているのは次期王であるシュヴァーンの馬鹿っぷりを懸念した地方の有力者」だと考えており、グロッシュラーがクーデター派だと疑っている描写はない。
ニーノの正体に気づいているため、グロッシュラーがジーンを監視していることも知っていると考えていいはず。

・グロッシュラー以外の五長官
特によく描かれるのがリーリウム。
リーリウムはグロッシュラーがクーデター派であると疑っており、ジーンに協力を要請する。
モーヴと同じような立場にも関わらず、協力関係にはないらしい。

2.クーデター派勢力

・グロッシュラー長官
ACCA13区監察課の廃止を訴えるが、すぐに撤回している。
リーリウムに「クーデター派である」と疑われており、「ジーンがクーデターを企てている」という噂を流してジーンに注目を向けさせていると推測されている。
また、ニーノ(クロウ)にジーンを監視させている。

・ニーノ
ジーンの悪友だが、実はACCAの職員。
クーデターを企てている可能性があるため、ジーンを監視している。
グロッシュラーがジーンの噂を流しているにも関わらず、グロッシュラーに「クヴァルム枢機院長がジーンを注視していました」とわざわざ報告していることから、“グロッシュラーがクーデター派である”ということを知らないor疑いは持っていないらしい?

3.その他の勢力

・王室
王室の人間であるクヴァルム枢機院長も、ジーンに注目しているようだった。
直観だけどどうも王室も怪しい。

■まとめ
いやあー、すんげえ複雑ですね。
現状明かされている情報を鵜呑みにするのであれば、上記の三つの勢力でこれから争っていくのだと思うのですが……。
唐突ですけど、
Aさん「私は本当のことしか言わない」
Bさん「Aさんは嘘つき。私が本当のことを言っている」
Cさん「Bさんは嘘つき。私が本当のことを言っている
みたいなクイズあるじゃないですか。あれを国レベルでやってるっぽいですよね。つまり誰かが嘘をついていそうなんです。

冒頭でも述べましたが、リーリウムの「グロッシュラーこそクーデター派」という発言が、どうも胡散臭く思えるのです。
単純に3話の時点で悪役を断定するだろうかという演出上の違和感もありますし、グロッシュラーのが発言が極端に少ないので、ストーリー上グロッシュラーの真の思惑を語れないのでは? とも考えられます。
同じような意見のはずのモーヴと繋がりがないのも気になりますね。

まだ3話ですし、この勢力図もおそらくどんどん書き換わっていくでしょう。
この誰もが怪しい感じ、やはり個人的に今期ベストはACCAですね!

それでは今日はこの辺でサラダバー!

アニメ「ACCA13区監察課 第2話 悪友の名はニーノ」感想と考察 主人公ラスボス説はあり得るか

さあ、本格的に飯テロアニメと化しつつある「ACCA13区監察課」の記事です!
食べ物の描写が上手いアニメは名作と言いますが、深夜に見るのは危険なほどご飯が美味しそうですよね。巨大ハンバーガーとか巨大ポテト食べたい。

余談はさておき、あらすじをどうぞ!
今回もひっじょーに解析ブログ向けな内容でめっちゃ助かります!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ(見た人はスルー推奨)
引き続き各支部の監査に赴くジーン。今回は西区を訪れる。
公園で幼児たちにACCAの成り立ちを説明する会が行われており、ジーンたちはそれを横目で見ていた。
過去に12の区が結束してクーデターを起こそうとしたことがあり、その際当時の国王が12の区に自治権を認めることで、クーデターを食い止めたのだという。
その際に生まれた民間の自治組織がACCAだった。

一方で、白い制服の支部局員レイルは、拾ったジーンのライターを使って火事の罪を擦り付けようとしていた。
しかしそこにジーンが現れ、レイルを諭す。

ジーンは妹に頼まれたパンを買うため、パン屋に来ていた。
そこに本部長のモーヴが現れる。軽く会話をして去るモーヴ。

パン屋からの帰り道、ジーンは悪友であるニーノと出会う。
ジーンが「見張られている気がする」と言うと、ニーノは「調べておく」と言った。

今度はジュモーク支部へやってきたジーン。
ホテルの部屋が予約していたのと違う部屋になっており、そこには一本の煙草が入った封筒が置かれていた。
ジュモーク支部のコルリに案内され、特色である巨大な食べ物や人にジーンが驚いていると、そこにニーノが現れる。
「あれ以来視線を感じなくなった」とニーノに感謝するジーン。

ジーンの仕事終わり、また飲みに行く二人。
高校時代からの知り合いである二人は、思い出話に花を咲かせる。
ジーンが煙草を吸おうとした時、見慣れない煙草に気づくニーノ。

その後、ニーノはグロッシュラー長官にジーンの行動を報告する。
ジーンの監視役として新たに選ばれたのが、ニーノなのだった。
「あいつは30年間一度も俺の目に気づかなかった」とニーノは笑う。

再びパン屋を訪れたジーンは、やってきたモーヴに巨大な食パンを渡す。
対してモーヴは、「今週末の夜空いているか」とジーンを誘うのだった。


■構造解析
俺も田中敦子さんの声で誘われたいです!!
という心の叫びはさておき……うーん、予告動画のレビューで語った「主人公ラスボス説」が現実味を帯びてきましたね……。
やはりジーンが煙草によって要人と繋がっているのは確かなようです。
しかし露骨にそういう描写があったことで、天邪鬼な自分は逆に「ジーンラスボス説はないかも」と思い始めています。
とはいえその可能性も捨てきれないので、項目別で考えていきますね。

1.ジーンが要人と繋がっている理由

これは2パターン理由が想像できます。

一つはジーンがクーデター等の危機を察知しており、それを未然に防ぐために必要な根回しをしている可能性。
この場合、クーデターを裏で画策しているのはグロッシュラー長官(名前うろ覚え)でしょう。
それが露呈することを防ぐために、ジーンを見張る必要があるわけですね。
さらにもしグロッシュラーがラスボスだった場合、ジーンにクーデターの首謀者としての罪を着せようとしている空気も感じます。

もう一つはタイトルにもある、ジーンがクーデターを画策している場合です。
これはジーンが同士を集め、国をひっくり返そうとしていることになりますが、やはりそれはジーンの性格を考えてもないような気がします。

2.悪友の名はニーノ

これはさすがに深読みのしすぎかもしれませんが、今回非常に怪しく描写された悪友のニーノ。
彼はグロッシュラーのスパイと見せかけて、逆にジーンがグロッシュラーの行動を確認するための二重スパイのような気がします。
基本的に部下を信頼しておらず、街中で視線を感じられるほど鋭い感覚を持つジーンが、ニーノに対しては安心しきっているんですよね。
単にジーンが仕事以外では抜けていると考えることもできますが……どうでしょう。

それとなにげに気になったのが、ニーノの「30年間俺の目に気づかなかった」という台詞です。
「高校の時初めて会った」という描写があったのですが、高校からの知り合いで30年経っていたら、二人は40代半ばということになりますよね。
二人はどう見ても40代半ばには見えないので、常識的に考えるなら二人は30代で、幼い頃からニーノはジーンを知っていたということなのでしょう。
これに関してまたとんでもない深読みを展開するのであれば、ジーンはなんらかの要人の可能性がある気もします。
これはOPを見て思ったのですが、最後に間抜けな印象の王様が出てくるカットありますよね。
完全に自分の第一印象なんですが、あれは傀儡の王様を表現しているように見えたのです。
もしも現在の王がなんらかの理由で生まれた傀儡の王であるとするならば、ジーンが実は本当の王族で、ニーノはそれを守る家系だったりするのではないでしょうか!(大暴走)
そしてジーンは真の王座を取り戻すためにクーデターを(自主規制)


■まとめ
すいません妄想が大爆発してしまいました\(^o^)/
しかしここまでトンデモ予想が膨らませられるのは、やっぱり面白い作品だからですよね。
“底知れない”という感じがある物語はやはりわくわくするものです。
来週も楽しみですね!

今回はやたら長くなってしまったので、締めは短くこの辺でサラダバー!

アニメ「ACCA13区監察課 第1話 もらいタバコのジーン」考察と感想 新たな盛り上がりの生み方

さあ、個人的に今期一番期待しているアニメ「ACCA13区監察課」の記事でございます。
原作はすでに完結済みとのことで見当違いな考察をするかもしれませんが、そこも笑って楽しんでいただければと思います。
原作未読の方は一緒にあれこれ妄想して楽しみましょう!

今作は第1話から、構造的に面白い作り方をしています。
まずはあらすじをどうぞ!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください。


■あらすじ
ACCA13区監察課に所属するジーン・オータスは、ある日監察課の廃止を告げられる。
その日出張で視察に向かったジーンは、そこで監察課が不正行為を行っていたことを突き止め、さらに監察課の立場は悪くなると思われた。
しかし翌日になって、突然監察課の廃止が白紙撤回される。
廃止を決定したACCA五長官の一人グロッシュラーが、廃止撤回に素直に応じたのだった。
グロッシュラーを訝しむ他の五長官。一方でグロッシュラーは、何者かにジーン・オータスの監視を命じる。
一方で、ジーンは監視の視線を感じ取っていた。

後日、ジーンは半年で13区すべてを回るというタイトなスケジュールを言い渡される。
ジーンが出張の際に発覚した不正を鑑みて「引き締めが必要」というのが課長の見解だったが、ジーンは腑に落ちない様子。

早速視察に出向くジーンだったが、白い制服の支部局員に絡まれる。ジーンはそれを軽くいなし、ACCAバードン支部へ。
するとそこに、モーヴ本部長が抜き打ち視察に現れる。そのことにも、ジーンは違和感を覚えた。

本部のカフェに寄ると、そこには五長官の二人が。近くにはあの白い制服の支部局員も。
ジーンは物怖じする様子も見せず、五長官の二人に煙草を振る舞って雑談を始めた。
監察課の廃止撤回を祝う五長官の二人だったが、ジーンは「この平和な世の中に監察課は不要ではないか」という意見を述べる。
一方で五長官の一人は「なにかあった時に最初に見つけるのが監察課になる」と反論した。

ジーンが去ったあと、白い制服の支部局員が、ジーンのオイルライターを回収する。


■構造解析
いやー、たまりませんね。なにがたまらないか早速解析します。

1.新たな盛り上がりの生み方

当ブログもこれまで結構様々な作品を取り上げてきました。
その中で、度々出てくる構造の一つに“主人公をいじめる”という要素があります。
これは最初に盛り上がり曲線を落とすことで、後の曲線上昇の振れ幅を大きくするという効果を生みます。
今作はその応用とも言うべき、新たな盛り上がり曲線の落とし方をしていますね。
主人公を取り巻く環境がいかにも平和であるという描写のことです。
この“いかにも平和”というフックがかかることで、ちょっとした怪しげな描写が際立って不気味に思えるのです。
これによって、ミステリー的な盛り上がり曲線の微震が生まれます。
“笑ってはいけない”というフックがかかると、ちょっとしたことで笑ってしまうあの手法と同じですね。
(昔からある手法ですが、新たなと書いたのは当ブログでは初出だからです!)

2.ジーン・オータスの只者ではない感

主人公のジーン・オータス。1話の時点では派手なバトルや論戦がなかったにもかかわらず、只者ではないオーラが尋常ではないですよね。
これは物語の構造というよりも、アニメーションの演出が大きく関わっています。
ポイントは表情の作り方にあります。
アニメーションというのは絵を動かすわけですから、キャラクターを構成する要素は極力簡略化されます。
そのためシワや影が極端に減ってしまい、極端な表情しか表現できないことがしばしばあります。
しかしこの作品は、実に微妙な表情の機微をしっかりと描いているのです。
ジーンのとぼけているようでどこか鋭い表情が、只者ではない感を生んでいるわけですね。
他にも最初の出張の際にジーンが局員のことを調べ始めた時、同行していた部下(ぺ)がしていた「なにか悪いことが起こる気がする」という表情なんかも素晴らしかったです。


■まとめ
最近はエンターテイメント色が強く、かつインスタントなものが好まれることもあり、アニメも派手だったり萌えだったりに大きくウェイトを置いた作品が多い時代です。
そんな中、今作のようないぶし銀なアニメがまだ生まれてくれることを非常に嬉しく思います!(あ、萌えアニメも好きですよ)

一体この平和な世界観にどう綻びが生まれ、どう収束するのか、次回以降も楽しみですね!
それでは今日はこの辺で! サラダバー!

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あの名作からなんてことないニュースまで、ストーリー性のあるものを構造解析していきます。
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