アニメ「正解するカド 第8話 タルネル」感想と考察 ザシュニナの決定的な変化

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アニメ「正解するカド 第8話 タルネル」の記事なんですが……。
俺はなにもわかっていなかった……。
なぜこんな重大なことに気づけなかったんでしょう。
とりあえずあらすじです。


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
サンサを見せるかどうかについて議論する言野たち。
ザシュニナの力を借りて外部と連絡を取り、SETTENのCEOアダムに相談する言野。
反対する社員に対しアダムが言野に意見を求めると、「流すべきだと思う」と即答する。
言野の意見に納得したアダムは、サンサを全世界に同時配信することを決定した。

一日だけ真道を借りたいという徭。真道と交渉を試みようとする。
悩む夏目だったが、花森が「自分がなんとかする」と許可した。
待ち合わせ場所にやってきた真道は、予想斜め上のダサさのTシャツで待っていた徭に若干引く。
徭は真道を実家に連れて帰った。完全に結婚の挨拶。
しかし本来の目的は、徭の父親の彫金を見せることだった。徭の家は飾り金具の職人の家系らしい。
水族館など、徭が生きてきた道を辿りながら「自然が自然に発生した奇跡」について語る徭。
ワムやサンサは利益を生み出すが、利益がすべてではない。
この宇宙は異方のものではなく、この宇宙に存在する我々の物である。
それゆえに、異方から来たザシュニナによって壊されたくないと真道を説得する。

一方、SETTENは着々とサンサ世界中継の準備を進める。
「我々は急ぎすぎなんでしょうか」という言野の質問に、アダムは「両方試したい。今はアクセルを踏む時だ」と答えた。
首相も「サンサの放送を止めるつもりはない」と言う。
しかし首相は真道の自由な一面を買っており、「思うようにやってみろ、真道」と告げた。

そしてついに、SETTENによる特別番組が始まる。
テレビに出演するザシュニナ。言野が「人類に伝えたいことは?」と質問。
ザシュニナはサンサの説明をした上で、サンサを公開する。人類は異方の感覚を身につけた。

徭の説得もあり、迷いが生じ始めた真道。
酒を持ち、ザシュニナと話をしてくるとカドの中へ入る。


■構造解析
いやあ、ニュース番組風の演出面白かったですね。最初の注意テロップでぎょっとしました。
その後もザシュニナのコメントに合わせてテロップが変わったりと、芸が細かい。
それにしても皆さん、気づきましたか。ザシュニナの決定的な変化に。
語っていきます。

1.徭ちゃんとデート

とその前に徭ちゃんとラブコメしやがって真道め!
前回も徭ちゃんの服装の個性に触れていますが、あの「くり」Tシャツは予想斜め上のダサさでした。(白目)
間違っても商品化しちゃダメだからな! 絶対ダメだからな!
服のセンスはさておき、徭ちゃん良いこと言ってましたね。
この宇宙はあくまでこの宇宙に住む者たちのものであり、他人に口出しされたくはないという気持ち。
5話の記事で小賢しい理屈を並べましたが、徭ちゃんのような純粋な気持ちももちろん大事だと思うのです。あれは職人気質の人間を傍で見てきたからこその感覚でしょうね。
前回の記事の予想通りこのデートは徭ちゃんの交渉だったわけですが、真道も揺れ始めたようですし、交渉成功といったところでしょうか。
しかし、少し手遅れだったのかもしれません……。

2.ザシュニナの決定的な変化

タイトルにも挙げたザシュニナの決定的な変化。皆さんわかりましたか?
そう、ザシュニナの喋り方、一気に人間らしくなりましたよね。
前回の祭りの時から予兆はあったのかもしれませんが、今回からはっきりと優しく、艶っぽい喋り方になっているんです。(もしかしたら一話から少しずつ少しずつ変化を出していたのかも……声優さん凄い)
これがどういうことかというと、ザシュニナは人類を推進すると同時に、人類と接触することで人間らしさを身につけていっているわけです。
つまり、“人間の醜さずる賢さも、身につけてしまっているのではないでしょうか……なぜ気づかなかった……。
最初は純粋に人類を推進しようとしていたザシュニナですが、人類と接触したことで欲望が生まれていたりする場合、今後のザシュニナの行動指針も変わってしまっているのかも。
嫌な予感しかしないと思っていたら、次回予告で徭ちゃんも「嫌な予感がする」と言っていました。
しかし人類はもうザシュニナによる恩恵をかなり受けてしまっています。
果たして後戻りできるのか! どうなる人類!


■まとめ
欲望を知ってしまったザシュニナとか薄い本が厚くなりそうだなぁ。(遠い目)

いや真面目な話、人間って罪深い……。
まだ怪しげな雰囲気を出して「実は大丈夫でしたー!」っていう演出の可能性もあるにはあるんですけど、純粋なザシュニナは本やスマホでいけないことを色々知ってしまったんでしょうね。
徭ちゃんが序盤に「人間は複雑ですから」って言ってましたけど、人間のような複雑さを身につけた存在がオーバーテクノロジーを持っている状態……宇宙が滅んでもおかしくない。(戦慄)

十中八九ザシュニナは暴走するでしょう。そしてそこで光るのが、真道の交渉になるのかもしれませんね。
いや本当に、個人的には圧倒的な今期の覇権アニメなんですが……。
売れるかなぁ……。サラダバー……。

アニメ「正解するカド 第7話 サンサ」感想と考察 いともたやすく行われるえげつない行為

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(タイトルの意味がわからない人はD4Cでぐぐるかジョジョの奇妙な冒険スティールボールランを読もう!)

アニメ「正解するカド 第7話 サンサ」の記事でございます!

なんとこの記事、当ブログにおける100件目の記事となりました!
ここまで続けてこられたのも、読んでくださっている皆さんのおかげでございます。(コメントはなくてもアクセスだけで嬉しいです)
最近はサブカテゴリランキングで10位以内に入ったりと、本当にありがたい限りです。
自分が生きている限りアニメレビューは続けていこうと思うので、ブックマークに入れて時々覗いてくれたら嬉しいです!
レビューのリクエスト等もお待ちしております!
それでは、今後ともよろしくお願いいたします!

余談失礼しました! ここから本題です。
前回突然の総集編でしたが、今回は6話で謎のままになっていた“眠らなくて済む方法が明らかになりましたね。
そして唐突なてこ入れシーンもあったりしました! 徭ちゃんはあざとかわいい。
あらすじで復習しましょう!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
異方存在の出現により混迷が続く日本に、世界を席巻するネットサービス企業“SETTEN”のCEO、アダム・ワードが来日する。

記者である言野は、日々メディアに登場するカド関連の話題に「ここはもう通り過ぎた場所だ」と手応えを感じることができずにいた。
そんな言野の元に、アダム・ワードが「個人的な話がある」とやってくる。
アダムは言野が最初にカドを撮影したことに触れ、「ヘッドハンティングだ」と単刀直入に目的を告げた。そしてSETTENのプレスとして、「ヤハクィザシュニナを撮影してきてほしい」と依頼する。
言野は決意を固め、志を同じくする部下たちと共にザシュニナの取材へと向かった。

カド付近で職務に当たる徭と花森の元に、夏目たちが訪ねてくる。
手土産として夏目が持ってきた、カドに便乗して作られたお菓子を食べていると、ヘリの音が聞こえてくる。
カドに急接近するヘリに対し、駐屯していた自衛隊が注意喚起の必要性について考えていると、ヘリに乗った言野がスピーカーを使って直接交渉を始めた。
言野の説得に応じたザシュニナは、真道に三人を迎えさせ、カドの中へと招き入れる。

ザシュニナを交え、会談する真道と言野たち。
真道はいきなりザシュニナによってもたらされた新アイテムを紹介する。
箱の中から現れたのは、脳の標本のようなものだった。それは輪切りになって分解し、独特の動きを見せ始める。
困惑していた言野がなにかを言おうと立ち上がると、それを目にした。
そこには何人もの自分がいた。万華鏡のように世界が広がる。二人の部下も、同じような体験をする。
現実に引き戻され、吐き気を催す三人に“サンサ”という名前が伝えられる。
サンサを見ることで、人間は異方の感覚を身につけることができるという。
続けてザシュニナは「あなたたちは断片である」と説明を始めた。
ザシュニナによれば、人間の存在(おそらく実在するものすべて)はより高次元にも突出しており、この宇宙で認識できているのは複数次元をまたいで存在するものの断片に過ぎないとのこと。
「異方の感覚を身につければ、その複数次元に存在する自分とワークシェアリングすることで、眠らなくて済むようになる」と説明を加える真道。
ワムに続き、ザシュニナはこれを人類に与えたいと考えていた。
ワムと違って人類に容易く再現できるものではなかったが、サンサは見るだけでその効果を発揮する。
それゆえに、ザシュニナはメディアの力を借りたいと願い出た。

会談のあと、ザシュニナが「彼らのような人間は好きだ」と言ったことに驚く真道。
ザシュニナは本を沢山読むことで、次第に人間らしくなってきていた。
そんなザシュニナに、真道は栞をプレゼントする。

外に出たザシュニナは、遠くから聴こえる祭囃子に興味を示した。
浴衣を着て祭りに繰り出すザシュニナたち。念のためザシュニナと真道はお面を被る。
そして、浴衣を来た徭も合流。「似合わない」と盛大に照れるが、「似合うよ」と真道に言われてさらに顔を赤くする。
普通に祭りを満喫した後、真道が班分けを提案。
花森にザシュニナたちのお守りを任せて、真道は夏目たちにカドの中で起きたことを説明する。
サンサのメリットデメリットについて検討する真道たち。
人類の活動時間が伸びるというメリットの一方で、急速に進歩することにはやはり抵抗もあるようだった。
そこに徭が現れ、ザシュニナが迷子になったと真道を連れ出した。

しかし、ザシュニナが迷子になったというのは嘘であり、真道と二人で話すことが目的だった。
徭は真道に「ザシュニナを異方に帰したい」と申し出る。


■構造解析
今回珍しく3DCGじゃないアニメーションで真道たちが描かれましたね! 3DCG班の仕事量がやばいのでしょうか!(無粋)
普通のアニメだったら統一してほしいなぁと思ってしまうんですが、次元について語られているアニメなので「これも2次元と3次元を分けたなんらかの伏線なのか……!?」と無駄な深読みをして楽しんでます。(無駄)
それにしても、起承転結の転に入っていく空気出てますね……。

1.徭ちゃんの思惑

なんと、ザシュニナを異方に帰したいと言い出した徭ちゃん。
あらすじには書きませんでしたが、やはり異質な存在に拒絶反応を起こしてしまっている国民もいるようで、カドの前でデモなんかも行われていましたね。
徭ちゃんも当初からザシュニナによる人類の推進には懐疑的でしたし、反ザシュニナ派の声を代弁するという意味でも、この申し出は自然なことではあります。
しかし、ザシュニナがそう簡単に帰ってくれるとも思えません。
そこで次回予告に繋がるわけですね。
いちゃいちゃデートするように見せかけて、実は真道と徭ちゃんの交渉バトルなんですあれは!(?)
果たして、交渉をものにして要求を飲ませることができるのはどちらなのでしょうか!
どうでもいいですが、次回予告に出てくる徭ちゃんの私服が非常に個性的でかわいいですね。(精一杯の気遣い)

2.サンサ

そして、謎だった眠らなくて済むようになるアイテム“サンサ”についての説明がありました!
まさかD4C別次元の自分とワークシェアリングするシステムだったとは……。
でも確かにこれなら、身体自体に負担がかかる感じではなさそうですし、メリットとデメリットではメリットの方が大きそうですよね。
眠ろうと思えば眠れるというのもポイント高いです。
前回の記事“今後人類が正解しなければいけない問題”について語りました。
その中で食糧問題について触れていたのですが、これは人間が休みなく働けるようになれば実質解決したようなものですね。なんなら仕事終わって帰ってからみんな農業すればいいんですよ(暴論)。


■まとめ
「次回真道が徭ちゃんを説得してサンサを公開する」が一番王道っぽい展開ですが、そうなるといよいよ人類がどうなってしまうのかわからなくなってきますね。
精神面の問題を解決するところまで描ききることができるのでしょうか……。

もしできたら野崎まどさんの本全部大人買いします!

いやほんと、もし期待を裏切らなかったとしたらアニメ史に残る名脚本になる気がしますね。
昨日偶然弟の部屋で最新話を見たのですが、興味を持ったらしく一日で一話から最新話まで一気見してました。
ここまで人を惹き付ける話、書いてみたいものです……サラダバ……。

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アニメ「正解するカド 第6.5話」感想と考察 今後の展開予想。ザシュニナはなぜ人類を推進する?

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アニメ「正解するカド 第6.5話 エクワリ」の記事でございます!

って総集編かーい!

1クールだと思うんですけど、総集編を挟める余裕があるのか、それともスケジュールがやばいのか……。
なにはともあれ、今回は記事も総集編ということにします!
加えて、今後の展開予想なんかもしてみますね。


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■これまでのあらすじ
わーお、空から突然巨大な箱が降ってきた!
そして中からイケメンが!
箱の名前はカド、イケメンの名前はヤハクィザシュニナっていうらしい!
カドとザシュニナは異方っていうこことは違う世界からやってきたんだって!

持ち前のコミュ力でザシュニナとフレンズになった真道君。
「人類を推進するのが目的だよ」という話を聞き、ザシュニナと人類の橋渡し役になることに!

ザシュニナはワムっていう無限電池をプレゼントしてくれたんだけど、これによって世界が揉めちゃうんだ。「ちょっとそれチートじゃない?」ってね。
だけど超天才メガネっ娘の品輪ちゃんがワムの作り方を編み出して、それを世界中に公開したことで、一応問題は解決!
人類はエネルギー問題を一気に解決するスーパーアイテムを手に入れたわけだ!

問題がひと段落したところで、カドを良い感じの場所に移動させたりもした。
ここまで一か月ちょっとくらいだったんだけど、真道君はその間ほとんど休みなく働いてたんだよね。
なんとその原因は、ザシュニナが真道君の身体をいじってたからみたいなんだ!

果たしてザシュニナは人類をどうしたいのか、今後の展開も目が離せないね!


■構造解析
普段は頑張ってそれっぽく記事をまとめていますが、本来の知能指数で書くとこうなります。(時々にじみ出ている)
あらすじ、めっちゃすっきりしてますよね。一話でこれの二倍くらいかかるアニメもあるのに、六話をここまで簡単に説明できてしまいます。
よく小説の書き方指南サイトに「あらすじをすっきりまとめられない作品は良くない」みたいなことが書いてありますが、その点カドは凄いなと思います。かなり複雑なテーマを極限までシンプルに見せてますよね。

さて、それでは今後の展開を予想してみようと思います!

1.今後正解しなければいけない問題

最初に提示したワムや、眠らなくて済む方法など、ザシュニナは人類を推進するための問題を色々提案してきています。
それでは、今後ザシュニナが解決案を提示してくれそうな人類の問題、他になにがあるでしょうか。
正直エネルギー問題解決と睡眠不要というだけで、人類の生活はだいぶ楽にはなると思います。
電気代は安く(あるいは無料に)なり、ガスでできることは電気で大体代用できそうなので、光熱費がほぼかからなくなりますよね。
睡眠を取らなくて済むようになる(疲労しなくなる?)ことで、仕事から帰ったあともずっと遊んで、また次の日仕事へなんてこともできちゃいます。

では他に人類が抱えている問題はなにか。
一つは食料の問題でしょう。
電気があっても疲れない身体があっても、人間食べなければ死んでしまうはずです。
なので、文字通りパンを世界中に行き渡らせる必要がありますよね。これだけ豊かになった時代でも、飢餓に苦しんでいる方は沢山います。
ただこれは、カドが食料をコピーできますからなんとかなりそうですよね。
食料だけでなくなんでもコピーできるとしたら、最早資源問題すらすべて解決してしまうのかもしれません。

ただ、人類にはもう一つ、克服しなければならない大きな問題があります。
それは精神の問題です。
どんなに物理的な問題が解決しても、人は精神を病むことで命を絶ってしまう可能性があります。
日本は自殺者数ワースト6位という調査結果も出ましたし、電車では毎日のように人身事故が起こっていますよね。
人類にとって最大の課題は、この精神の不完全さを克服することだとは思うのですが……。
克服してしまったら、ちょっと人間らしくないような気もしますね。

2.最終的に人類はどうなっていくのか

ザシュニナが人類の推進を進めていった結果、どうなっていくのか。

今回の次回予告でザシュニナが「君たちがすべてだと思っているものも、一面に過ぎない」と言っていました。
これはツイッターでカドのハッシュタグを見ていた時に流れていたのですが、
「二次元の影は一次元に、三次元の影は二次元になる。我々の生きる三次元的な世界は、さらに高次元の世界の影のような存在なのかもしれない」
というお話がありました。
例えば写真は二次元的な情報しかありませんが、実際には奥行がありますよね。
ザシュニナの話と照らし合わせると、異方=高次元空間のような気がしてきます。

そして、ここで前回の真道の母親の話を引っ張ってきたいと思います。
「異方存在は寂しくないのか」というやつですね。
寂しいという感情はあるかどうか微妙なところですが、もしかしたらザシュニナは単一の存在であることを問題視したのかもしれません。
単一の存在であるということは、自分の意思がすべてであるという意味では神のような存在です。
しかし一方で、それは永遠の停滞を意味します。誰も異論を唱えてくれないわけですからね。
そこでザシュニナは、ある意味自分自身を推進するためにも、自分と同じ次元でコミュニケーションを取れる“他人を求めたのかもしれません。

自分の予想では、人類を推進したあと、プレミアムな人類となった真道君を連れて異方へと旅立ちます。
そしてその次元が抱える問題を、また一緒に考えていくのではないでしょうか!


■まとめ
ザシュニナの目的が“人類の推進であることはわかりましたが、人類を推進させたい理由はまだわかっていなかったので、ちょっと仮説を述べてみました。
もし異方でザシュニナと真道が二人きりになった場合、掛け算の得意な方々的にはおいしい展開なんですかね!

それにしても、カドとザシュニナはいつまでいてくれるのでしょうか。
それによっては食料問題が解決しなかったりする可能性も出てきますけど、そこはさすがに人類でなんとかしてねってことなのか……。

1クールだとしたら折り返し地点ですが、あと6話で一体どんな怒涛の展開が待っているのか。
うーん……サラダバー!

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アニメ「正解するカド 第6話 テトロク」感想と考察 ザシュニナの自信の秘密はOPにあった?

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アニメ「正解するカド 第6話 テトロク」の記事です!

いやあ、まるでドキュメンタリー番組ですね。
これはシン・ゴジラを見た時にも感じたことですが、エンターテイメントとドキュメンタリーでは、視聴者が受ける感動の質が違います。
エンターテイメントはほとんどの場合が虚構の物語ですが、ドキュメンタリーは「実際に起こった事象」「それに対する人間の行動」を描くもの。
正解するカドも虚構ではあるものの、シン・ゴジラと同じようにリアリティを追及することで、エンターテイメントでありながらドキュメンタリー的な感動をもたらしています。
それゆえに、超巨大な箱が転がっているだけで鳥肌が立つのです。
これは普通のエンターテイメントアニメでは得られない感動です。巧みです。

さて、今回も衝撃のあらすじをどうぞ!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
前回品輪博士によりワムの製造方法が公開されたが、結局ワムを作れたのは品輪博士を除き二人のみ。
そのうち一人は、カドによる変換により異方の感覚を身につけた真道だった。

カドに閉じ込められていた民間人の解放が順調に進む中、次にすべきこととして真道がザシュニナに提案したのは、カドの移動に関してだった。
議論の末に移動が決定し、カドは湖へ移されることに。
ザシュニナによると、カドは地上に接触しつつ移動するのが好ましいという。
そのために提案されたのは、カドを転がすという方法だった。
しかし接地面への影響を不安視した真道は、その方法に加えてもう一つのアイデアを示す。

休みなく働く真道を心配した徭。真道がかなりの長期間寝ていないことを知り、休息を取ることを強く勧める。
それを受けて、真道は実家に帰省。ゲソをつまみに母親とビールを飲む。
真道の母親は「異方存在に親や子供はいないのか。寂しいのではないか」と語った。

ようやく閉じ込められていた251人全員が解放される。
そして翌日8月26日、カドの移転作業が開始。
カドはザシュニナの命令により、その巨体を傾け始めた。
真道が提案したのは、“カドの角”を使って回転させることによる移動作業。
こうすることにより、最小限の接地面積で移動が可能になった。
計画通りに移動作業は進み、無事湖の上へと到着する。

カドの上で真道に感謝を述べるザシュニナ。
そしてザシュニナは、次の推進を提案。

「真道、君はいつから寝ていない?」

その言葉に驚く真道。ザシュニナは脳の標本のようなものを取り出し、こう言った。

「君たちはもう眠らずに済む」


■構造解析
いやほんと、箱が転がってるだけで鳥肌が立つアニメなんて人生初ですよ。箱と言っても超巨大なんですけど。
冒頭にも語りましたが、「もし実際にカドがあったら」ということを想像して見てしまいますよね。
ドキュメンタリー的な作風の需要がシン・ゴジラによって明らかになった昨今、本当にタイムリーな題材だなぁと思いました。
そして、終盤のザシュニナの発言……こっちは悪い意味で鳥肌が立ちました。
少し前から気になっていた、OPテーマ「旅詩」の歌詞についても触れつつ、語っていきます。


1.「君たちはもう眠らなくてもいい」

やはりザシュニナの発言には、ところどころ恐怖を感じます。
なぜならなにもかもが未知であり、ザシュニナによる推進が人類にどんな影響を与え、どんな未来が生まれるのか、まったく想像できないからです。
ミステリーファンとしては、「実はザシュニナはなにかを企んでいるのでは?」と疑いたくなってしまいます。
ですが、ザシュニナの言動からは善も悪も感じません。
「純粋に必要なことをしているだけ」という印象ですよね。
この自信満々で推進を進めていくザシュニナの秘密が、実はOPの歌詞に隠されているのではないかと思うのです。

2.「希望に続く轍」

OPテーマの「旅詩」、少し前の記事でも語りましたが良い曲ですよね。
何度か聴いていて印象に残ったのが、「希望に続く轍それでも探しながら紡いでいく旅詩」という最後の方の歌詞です。
轍(わだち)とは、車や馬車など、車輪のあるものが通ったあとのことを言いますよね。
もしもこの歌詞が話の内容に沿って作詞されたのだとしたら、大きな意味を持って聴こえませんか?
そう。「人類がこれから辿るべき未来を、すでに辿っているなにか」の存在を暗示しているように思えますよね。
それはもちろん、異方存在のことでしょう。
なぜザシュニナはあそこまで自信たっぷりに人類の推進を推し進められるのか。
それは、ザシュニナが人類の未来を知った上で誘導しているからなのかもしれません……。


■まとめ
もし前述した通りの展開だとしたら、ちょっと映画「インターステラー」を彷彿とさせますね。(見たことのない方は是非)

構造解析では全然別のことを語ってしまったので、もし人類が眠らずに済むようになったらどうなるかをちょっと考えてみましょう。
おそらく眠らずに済むようになったとしても、横になって目を閉じるという休息方法は文化として残る気がするんですよね。
ただこれが、眠って休息を取る必要がなくなる=疲労しなくなる”ということであれば大きく意味が変わってきます。
無限のエネルギーを手に入れ、疲労しなくなった人類。
もしそうなったら、人類はその力をどの方向へと向けるのでしょうか。
宇宙へ進出するのか、それとも異方へと旅立つのか……。

それにしても正解するカド、個人的には今期ナンバーワンアニメ候補筆頭です。
記事にしているもの以外にもいくつか見ているアニメがあるのですが、今作のわくわく感は群を抜いています。

来週はよ来いサラダバー!

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アニメ「正解するカド 第5話 ナノカ」感想と考察 予想斜め上の展開……だけど!

アニメ「正解するカド 第5話 ナノカ」の記事です!

うおお、衝撃の展開でしたね!
ちゃんと予想斜め上の展開を用意してくれていました!
あまりに衝撃だったので、見た直後ですが記事書いちゃいますよ!


※以下ネタバレが含まれます、ご注意ください!


■あらすじ
ワムの対応を巡り、混乱する国内の情勢。
そんな中、技術研究所を訪れるザシュニナ。電波暗室で待たされていたのは、品輪博士だった。
ザシュニナは品輪にワムを預け、真道を残して次の場所へ。

移動中、徭は「もっと他にやり方があったのではないか」とザシュニナを責める。
ザシュニナはそれを認めた上で、「その中から選択して行動した。ワムを一刻も早く世界中に行き渡らせる必要がある。それが正解だからだ」と答えた。

ザシュニナは官邸を訪れ、首相と対面。
横須賀から空母が出航したとの報告があった中、首相と会談するザシュニナ。
ザシュニナの持つ方策は、真道の準備が整えばすぐにでも実行できるという。
徭の指摘を受け、ワムを人類にもたらしたことを若干悔いたような表情を見せるザシュニナ。
しかし首相は「ワムやザシュニナに罪はない。使う側の問題だ」と語り、ワムを全世界に拡散する選択をする。
それを聞いて、ザシュニナは首相に方策の全貌を明かした。

記者会見で、196対のワムを国連に提出する旨を発表する犬束首相。
続けて首相は、研究機関によるワムの研究結果を発表すると言い、真道と品輪に場を譲る。
真道の前置きのあと、品輪は突然紙を折り始める。
「ワムの秘密は形状にある」と語りながら紙を複雑に折り続け、積み重ねた球体を一気に一つにまとめた。
そして出来上がったのは、“ワム”だった。

これにより全世界にワムの製造方法が拡散され、196対のワムが意味をなさなくなる。
これこそが、ザシュニナの方策だった。


■構造解析
テレビの前で「ええええええ」って言っちゃいましたよ本当に。
ちょっと今回は前置きなしで語りますね。

1.驚愕のワムの拡散方法

品輪ちゃん天才すぎますね。あの短時間でワム、作っちゃいましたよ……。
確かに作り方がわかってしまえば、最早取り合いもなにもないですよね。
(ちょっとファンタジーな気もしますが、それが気にならないくらい衝撃的でした)
それにしても3Dアニメ凄い。ワムを作る際の複雑な紙の折り方、あんなことできちゃうんですね。
あれは2Dアニメでも実写でもかなり再現難しそうなので、3Dアニメという選択はまさに“正解”だったとしか言えません。

2.予想斜め上の展開……だけど!

「血が流れることがあっても、人類はワムという新しい技術を受け入れるべき」
この首相の選択、凄いです。混迷しつつある今の時代、確かにこれくらいの決断力が必要なのかもしれません。

ただですよ。

やはり自分は、ワムがもたらす様々な問題のうち、根本的な一つの問題が解決しなければ、結局人類は不利益を被ることになると思ってしまいます。
その根本的な問題とは、人類の堕落です。
三話の記事でも書いたのですが、もしも人類が無限のエネルギーを手に入れた場合、やはり少なからず人間は怠けると思うのです。
これまで人類が頑張って取り組んでいた大きな課題の答えを、ぽんと与えられてしまったわけですからね。

宿題を例にするならば、本来子供がやるべき宿題を親がやってしまったことで、子供はなにも身に付かないというパターンです。
確かに今度は“ワムをどう使うべきか”という課題が人類に与えられますが、それはもはや“親にどれくらい宿題をやってもらうのがちょうどいいか”的な、ゆとり世代もびっくりの贅沢な悩みになってしまう感じがしませんか?

途中、カドを使ってパンを分け合うシミュレーションをするシーンがありましたよね。
限られたパンをどう分けるかに知恵を使うことで人類は発展してきたと思うのですが、ああやって他の誰かが満たしてしまっては、人類はもはやなにをすればいいのでしょうか?
生活は豊かになり、満たされ、そして緩やかに世界が終わるのを待つだけになってしまいませんかね……。


■まとめ
とか言いつつも、働かずに食べていけるならそっちの方がいいよなー。(本音)
このブログは一応オタクやクリエイター向けのつもりでやっているのですが、我々オタクは無限に趣味に時間を費やせますからね!
読みたい本や見たいアニメ、書きたい話に一生を捧げられるならそれはそれは幸せでしょう。

ですが、世の中そんな趣味人間ばかりではありません。それこそ仕事が趣味みたいな人もいます。
そういう人にとっては、やりがいのないつまらない世界になってしまう気がしますよね……。

まとめると、「やはりなにを選択しても正の側面と負の側面が生まれてしまうのではないか?」ということです。
ザシュニナも序盤に似たようなことを言っていましたが、「正解か不正解を悩み続けるのが正解」であって、「これが正解だよ」と選択できるものではないと自分は思いました。

が、まだ正解するカドは5話です!
今後こんな自分の意見すらも丸め込めるような展開を期待しつつ、サラダバー!

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